株式会社No.1は、サイバー攻撃の高度化・深刻化に悩む中小零細企業向けに、SOC、IT資産管理、遠隔サポート、サイバー保険をワンパッケージにした新サービス「No.1ビジSOC」を、2026年11月より提供開始すると発表しました。
目次
サービス提供の背景と中小企業を取り巻くセキュリティ環境
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した『2024年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査報告書』によると、情報セキュリティの専門部署や担当者がある企業は9.3%にとどまり、9割以上の企業で専門部署が不在である厳しい実態が明らかになっています。直近3期でセキュリティ対策投資を行っていない企業は62.6%に上り、必要性を感じない、費用対効果が見えない、コストがかかりすぎるといった理由が挙げられています。
また、警察庁の資料によると、ランサムウェア被害の感染経路の約6割がVPN機器からの侵入によるものです。手薄な中小企業を経由して大手取引先へ侵入するサプライチェーン攻撃が深刻化しており、大企業を中心に取引先の中小企業に対してセキュリティ適合性評価制度への準拠や対策要請を強める動きが加速しています。
「No.1ビジSOC」の主な特徴とサービス概要
「No.1ビジSOC」は、統合セキュリティ対策を基盤として、4つの機能をワンパッケージで提供するオールインワンサービスです。
- SOCサービス:インシデント検知時に該当端末をネットワークから自動隔離し、リモートスキャンを実施して管理者へ迅速に通知
- オフィスカルテ:社内のIT機器資産を一元管理し、機器の状態を自動診断・アラート通知
- リモートサポート:専門スタッフがリモート操作にて迅速な障害対応や運用サポートを実施
- サイバー保険:事故対応・原因調査・法律相談費用などを補償するサイバー保険を標準付帯
今後の展開
同社はこれまで築いてきた顧客基盤への展開を推進するとともに、大手取引先から要求されるセキュリティ評価基準への適合支援を含め、導入から運用までを伴走するサポート体制を一層強化するとしています。サブスクリプション型サービスを充実させ、中小企業の持続的な成長と安心なデジタル環境の構築に貢献する方針です。
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