八光オートメーション株式会社は、不織布、フェルト、グラスウールなどの品質管理に用いる新たな計測機器「ミリ波センサーEM SENSE RF-M801」の販売を開始しました。本製品は、自動車の衝突防止用ミリ波レーダーの技術を応用し、製造ライン上で製品の目付け量を常時計測できる装置です。
これまで、目付け量の管理は生産後のロール状態で行うことが一般的でした。そのため、生産工程の途中で発生するばらつきをリアルタイムに把握できず、不良品の大量廃棄につながるケースが課題となっていました。本製品を導入することで、生産中の見える化が可能となり、品質の安定化や歩留まりの向上が見込まれます。
Ms.ガジェット生産ラインの途中でリアルタイムに品質をチェックできるのは、材料ロスを減らす上で非常に大きなメリットですね。
放射線レスで既設ラインにも導入可能
本製品の大きな特徴は、放射線を一切使用しない点です。衝突防止用の車載レーダーと同等の安全性を備えており、X線検査装置のように放射線取扱主任者や管理区域の設定が不要です。これにより、導入にかかる運用負担を大幅に軽減しています。

また、本体サイズはコントローラー部が約103×83×36mm、センサーヘッド部が約100×81×91mmとコンパクトな設計となっています。このため、既存の製造ラインにも後付けで導入しやすい構成です。エンジニアリング企業である同社は、機械装置の改造やPLC(プログラマブルロジックコントローラ)連携の支援にも対応しています。
Ms.ガジェット管理区域の設置が不要で、既存ラインに後付けできるというのは、多くの製造現場にとって導入のハードルを下げる要素になりそうです。
製品仕様一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 計測方式 | ミリ波による非接触・非破壊計測 |
| 対象材質 | 不織布、フェルト、グラスウール、人工皮革 |
| 対応厚み | 1~50mm |
| サンプリング速度 | 100msec |
| 電源 | DC24V |
同社では、導入を検討する企業に向けて、実際に使用する素材を用いた無料のテスト計測も実施しています。主な想定用途としては、捕集効率が性能に直結する機能性フィルターのほか、断熱材、高級人工皮革、衛生材料などの製造現場を挙げています。

Ms.ガジェット導入前に自社の素材でテスト計測ができるのは、性能を確認してから判断できるので安心感がありますね。



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