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衛生環境に特化した新ドライブシステムが登場
フエスト株式会社は、食品や医薬品、包装業界の厳しい衛生基準に対応したドライブシステムとして、ステンレス電動シリンダ「EPRF‑BS」とステンレスサーボモータ「EMMH‑AS」の受注を開始しました。これらは洗浄工程の負荷軽減や異物混入リスクの低減を目的として開発されています。

両製品ともに316Lステンレスハウジングを採用し、IP69K準拠の防水構造とNSF-H1グリースを備えています。これにより、薬品洗浄による腐食を防ぎつつ、食品製造現場で求められる高い耐環境性を実現しているとのことです。
Ms.ガジェット食品や医薬品の製造現場では洗浄が欠かせないため、こうした耐水・耐食性に優れた機器は現場の負担を大きく減らしてくれそうですね。
ステンレス電動シリンダ「EPRF‑BS」の仕様
EPRF‑BSは、高圧洗浄に対応した二重シール構造を持つ電動シリンダです。最大12.5 kNの高推力に対応しており、重負荷工程でも使用可能となっています。

- 保護等級:IP69K
- 材質:ステンレス鋼 316L(1.4404)
- 最大推力:380~12,500 N
- ストローク:25~1000 mm
- 使用温度:-10~60℃
Ms.ガジェット最大12.5 kNという推力は、かなり力強いですね。重いものを扱う工程でも衛生面を妥協せずに自動化できるのは大きなメリットです。
ステンレスサーボモータ「EMMH‑AS」の特徴
あわせて受注が開始されたEMMH‑ASは、バッテリー不要のデジタル絶対測定システムを搭載したサーボモータです。シングルケーブル構造を採用しており、配線の簡素化と信頼性の向上を図っています。

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 保護等級 | IP69K(シャフト含む) |
| ハウジング材質 | 316L(1.4404) |
| 連続トルク | 0.75~18.1 Nm |
| 最大回転速度 | 4,550~9,550 rpm |
Ms.ガジェットバッテリーレスの絶対値エンコーダは、メンテナンスの手間を省けるので、長期間稼働させる製造ラインにはうれしい仕様といえます。
FOOMA JAPAN 2026で国内初披露
フエスト株式会社は、2026年6月2日から6月5日まで東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2026」に出展します。この展示会にて、今回発表された両製品が日本で初めて披露される予定です。

今後はEPRFシリーズに、横荷重やモーメント荷重を吸収するステンレス製ガイドユニットの追加も計画されています。これにより、これまで空気圧機器や特注の機構で対応していた工程の電動化がさらに進むとしています。
Ms.ガジェット展示会で実機を見られるのは興味深いですね。衛生設計の転換期において、どのようなシステムが構築できるのか参考になりそうです。


フエスト、食品・医薬ライン向けステンレス製ドライブシステム
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