ダイキン、世界12都市のエアコン利用実態調査
調査概要と東京の現状
ダイキン工業株式会社は、世界12都市に住むエアコン所有者計1,200名を対象に、近年の気温変化やエアコンの使用実態に関する調査を実施しました。世界全体の86.5%が「5年前より暑くなった」と実感しており、89.9%が暑さによる身体の不調を経験しているとのことです。
特に東京では、94%の回答者が暑さの変化を実感しており、世界平均を上回る結果となりました。また、東京における猛暑日(最高気温35℃以上)の年間日数は、2018〜2020年の平均と比較して、2023〜2025年の平均では約2倍に増加しています。
Ms.ガジェット世界最長の冷房使用時間と節電の工夫
調査の結果、1年で最も暑い時期の1日あたりの平均冷房使用時間は、東京が14時間12分で世界12都市の中で最も長いことが判明しました。東京の回答者のうち約3割は、24時間ほぼ終日稼働させていると回答しています。
| 都市名 | 1日の平均冷房使用時間 |
|---|---|
| 東京 | 14時間12分 |
| ヒューストン | 14時間02分 |
| ドバイ | 12時間56分 |
| 上海 | 11時間56分 |
| ニューヨーク | 11時間36分 |
一方で、東京の回答者は「設定温度を高めに設定する」と回答した割合が65%と突出して高く、世界平均の37.5%を大きく上回っています。長時間使用しつつも、設定温度の調整を通じて消費電力に配慮している実態がうかがえます。
Ms.ガジェット暑さが及ぼす生活習慣と健康への影響
調査では、暑さの影響で「日中の外出や屋外での活動を控えた」と回答した人が世界12都市平均で59.1%にのぼりました。また、暑さが原因と思われる身体の不調としては「睡眠の質の低下」が58.3%で最多となっています。
睡眠時のエアコン利用については、以下の通り都市間で異なる傾向が見られました。
- 朝までつけっぱなし:ドバイ、ヒューストン、東京
- 切タイマーを使用:サンパウロ
- 寝る前に冷やして停止:マドリード、パリ
東京では睡眠時に「朝までつけっぱなし」と回答した人が58.6%に達しており、近年の夜間の気温上昇がエアコンとの付き合い方にも変化を与えている可能性があると説明しています。
エアコン利用の制約と今後の課題
世界12都市の64.4%が、電気代や電力供給の制約によりエアコンを十分に利用できていない状況があるとのことです。また、約9割の人が「制約がなければ快適さや健康のために使用を増やしたい」と回答しています。
ダイキン工業は、今後も省エネ性の高い機器の普及や適切な使い方に関する啓発などを通じ、世界中の人々が健やかに過ごせる環境づくりに貢献していくとしています。
ダイキン、世界12都市のエアコン利用実態調査
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