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アンリツとVTT社、Dバンドで世界最高水準の高速伝送を実証

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アンリツとVTT社がDバンドでの高速伝送を実証

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)とVTT技術研究センター(フィンランド・エスポー)は、2026年1月19日、次世代通信を見据えたDバンド無線通信の実用化に向けた実証に成功したことを発表しました。

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Dバンドは、超高速通信を実現する重要な周波数帯です。今回の成果は、次世代バックホール、産業用途、航空宇宙、そして将来の6Gネットワークに向けて、安定した大容量無線接続の実現性を強く裏付けるものとしています。

実証内容と技術的背景

今回の実証では、アンリツが開発した広帯域の信号生成と解析に対応する試験装置と、VTT社が開発したビームステアリング(電波の指向性を制御する技術)対応トランスミットアレイ・アンテナシステムを組み合わせました。

最大8GHzの広帯域変調信号を使用し、現実的なOTA(Over-The-Air:電波伝搬環境下)条件下で、接続性能とビームステアリング動作を評価しています。1mの距離で20Gbpsを含む数十Gbps級の超高速データレートと、最大7mまでの安定した通信動作が確認されました。

この結果は、Dバンド無線接続の実用化に向けた性能指標で新たな基準を確立したとしています。信号生成からOTA性能までを含むシステム全体での特性評価が行われ、その精度が評価されています。

採用された技術

VTT社が開発したトランスミットアレイ・アンテナシステムは、高度な位相シフト素子とベクトル変調器MMIC(モノリシックマイクロ波集積回路:小型の電子回路)を組み込んでいます。これにより、軽量かつスケーラブルなシステムを実現しています。

機械的な動作を伴わない電子的なビーム制御により、迅速かつ高精度な方向制御が可能となり、方向や距離が変化する条件下でも信号強度を維持できるとしています。アンリツの試験装置は、優れたスプリアス特性(不要な周波数成分の抑制)の信号生成や、RFキャリブレーション(無線周波数回路の調整)機能による高い精度と再現性を実現しています。

関係者のコメント

アンリツ アドバンスドテクノロジー マーケティング部 CTOの Jonathan Borrill氏は、「Dバンド無線技術の実用化推進に向けVTT社と協業できたことを誇りに思います。両社の共同検証により、高周波無線接続の実用化に一歩近づく性能レベルを実証できました。」と述べています。

VTT社 戦略的パートナーシップディレクター のTauno Vaha Heikkila氏は、「この画期的な成果は、戦略的パートナーシップが高度な技術を競争優位性へと転換する好例です。VTT社のビームステアリング技術とアンリツの精密な計測技術を融合させることで、市場導入までの期間を短縮し、Dバンドをラボから実稼働ネットワークへと拡大させます。」とコメントしています。

今後の展望

アンリツとVTT社は今後、業界パートナーと連携し、ユースケースの評価やフィールド試験に向けた準備を進めるとのことです。次世代ネットワークにおけるDバンド無線の実用化に向けた重要な一歩を踏み出すとしています。

Ms.ガジェット
Dバンドでの高速伝送実証は、今後の6Gネットワーク実現に向けた重要な進展です。今回の成果が、様々な分野での活用につながることを期待します!

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