株式会社アジラは、株式会社JR長崎シティが運営する大型商業施設「アミュプラザ長崎」に、JR九州セコム株式会社との連携のもと、AI警備システム「AI Security asilla」が正式導入されたことを発表しました。長崎県の商業施設における「AI Security asilla」の導入は本件が初めてとなります。
導入の背景と目的
商業施設の運営において、来館者が快適かつ安全に過ごせる環境を整備することは施設価値を高めるうえで重要視されています。一方で、施設の安全を支える警備現場では人材不足が深刻化しており、限られた人員で施設全体の安全を維持するための仕組みづくりが求められています。
JR長崎シティは、西九州新幹線の開業以降「長崎の陸の玄関口」として幅広い世代の来館者を迎えるアミュプラザ長崎において、さらなる安全管理体制の強化に取り組んできました。その一環として、AI技術を活用した施設安全管理の高度化を図るべく、同施設の警備を担うJR九州セコムと連携し、「AI Security asilla」の導入を決定しました。AIによる映像解析を警備体制に組み込むことで、限られた人員のもとでも施設全体のセキュリティ品質向上を目指すとしています。
「AI Security asilla」の導入概要と主な取り組み
アミュプラザ長崎における「AI Security asilla」の運用は2026年10月より開始されています。既設の防犯カメラ映像を活用したAI映像解析により、館内で生じる異常行動や注意行動の早期検知を行います。主な取り組み内容は以下の通りです。
- 転倒・急病などの早期発見と迅速な対応:館内での転倒や体調不良などをAIがリアルタイムに検知し、警備員へ即座に通知することで現場での初動対応を迅速化します。
- 注意が必要な事案の早期把握とリスクへの初動対応:うずくまりや長時間の滞留、立入禁止区域への立ち入りなど、事故やトラブルに発展する可能性のある状況をAIが検知し、未然防止に繋げます。
- AIと人の連携による警備品質の向上:AIによる常時の映像解析が警備員の巡回やモニタリングを支え、人による見落としの低減を図りながら現場での判断や対応に集中できる環境を整えます。
施設およびシステムの概要
「アミュプラザ長崎」は、JR長崎駅に隣接する長崎県を代表する大規模商業施設です。2000年に本館、2022年に長崎街道かもめ市場、2023年に新館が開業し、3施設を合わせた延床面積は約84,500平方メートル、駐車場は約1,500台を備えています。ファッション、飲食、シネマなど幅広い店舗が入居しています。
また、「AI Security asilla」は、既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、暴力、転倒、侵入などの異常行動や、徘徊、混雑、体調不良などの注意行動を瞬時に検知するシステムです。既設カメラをそのまま活用できるため設備投資が不要で、限られた人員でも高い安全性を維持できる次世代セキュリティソリューションとして提供されています。
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