MENU
カテゴリーから検索
投稿月から検索

【保存版】ゲーミングモニター選び方|基本から全て網羅!

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

ゲーミングモニター選びで後悔しないための最も重要なポイントは、自分に合った製品を見極める知識を持つことです。

この記事では、ゲーミングモニターの基本的な知識から、リフレッシュレートや応答速度といった専門的なスペック、さらにはプレイするゲームジャンルやご予算に応じた最適な一台を選ぶための具体的なステップを、僕、Mr.ガジェットが徹底的に解説します。

Ms.ガジェット

ゲーミングモニターって種類もスペックも多くて、どれを選べばいいか全然わからないです…

Mr.ガジェット

この記事を読めば、あなたにピッタリのゲーミングモニターがきっと見つかりますよ!

この記事を書いた人『Mr.ガジェット』
  • 紅白出場経験のあるミリオンシンガー小野正利氏に師事
  • Amebaチョイス・WEBメディアPicky’sの監修実績有
  • 一般社団法人クチコミマーケティング協会個人会員
よろしくお願いします!
目次

ゲーミングモニターとは

デスクでコントローラーを持ちゲームをする少年

ゲーミングモニターとは、ゲームプレイ体験を最適化するために特別に設計されたディスプレイ装置です。
一般的なモニターと比較して、動きの速い映像を滑らかに表示する能力や、プレイヤーの操作に対する応答速度に優れています。

失敗しないゲーミングモニター選びの第一歩」として基本的な考え方と、「ゲーミングモニター選定における主要な判断基準の概要」も紹介していきます。
これらの知識を身につけることで、皆さんにとって最適な一台を見つける手助けとなるでしょう。

一般的なモニターとの根本的な違い

ゲーミングモニターと一般的なモニターの最も大きな違いは、「リフレッシュレート」と「応答速度」という2つの性能にあります。

一般的な事務作業やウェブ閲覧を主目的としたモニターのリフレッシュレートは60Hz程度ですが、ゲーミングモニターでは120Hz、144Hz、さらには240Hz以上の製品が一般的です。
応答速度に関しても、一般的なモニターが5ms(ミリ秒)程度であるのに対し、ゲーミングモニターは1ms、あるいはそれ以下の製品も珍しくありません。

Ms.ガジェット

普通のモニターでもゲームはできるんじゃないんですか?

Mr.ガジェット

もちろん可能ですが、ゲーミングモニターならより快適で有利なプレイが期待できますよ!

この性能差は、特に動きの激しいシューティングゲームや格闘ゲームにおいて、映像の滑らかさや敵の視認性、操作の反映速度に直結し、プレイの有利不利に影響を与えることがあるのです。

ゲームプレイを劇的に変えるゲーミングモニターの役割

リフレッシュレート 応答速度 解像度 画面サイズ

ゲーミングモニターの役割は、単に映像を美しく表示するだけではありません。
プレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出し、ゲームへの深い没入感を提供することにあります。

高いリフレッシュレートは、1秒間に表示できるコマ数を増やすことで、キャラクターの動きや背景の細かい変化をより滑らかに、そして鮮明に捉えることを可能にします
また、低い応答速度は、マウスやコントローラーからの入力が画面に反映されるまでの遅延を極限まで減らし、プレイヤーの意図通りの素早い操作を実現します

これらの機能が複合的に作用することで、プレイヤーはゲーム世界で起きている状況をより正確に把握し、迅速な判断と行動が可能になるのです。

ゲーミングモニターの選び方

ゲーミングモニター選びのチェックリスト リフレッシュレート 応答速度 解像度 パネルタイプ 価格

ゲーミングモニター選びで最も重要なのは、ご自身のプレイスタイルや環境、そして予算とのバランスを見極めることです。
このセクションでは、プレイするゲームジャンルからスタンドの調整機能に至るまで、後悔しないための9つのチェックポイントを解説します。
これらのポイントを一つひとつ確認することで、あなたにぴったりの一台が見つかります。

プレイするゲームジャンル

古いモニターにゲームのFPS RPG滑らかさ応答速度画質と書かれたイラスト

「プレイするゲームジャンル」とは、あなたが主に遊ぶゲームの種類、例えばFPS、MOBA、RPGレースゲームなどのことを指します。
例えば、コンマ1秒を争うFPSや格闘ゲームでは応答速度やリフレッシュレートが、美麗なグラフィックを楽しむRPGでは解像度やHDR対応が優先される傾向にあります。

Ms.ガジェット

どのスペックを優先すれば良いか迷います…

Mr.ガジェット

まずは、最もよく遊ぶゲームジャンルで何が重要か考えてみましょう

自分がどの要素を最も重視するかを明確にすることが、モニター選びの第一歩となります。

接続する機器の性能をチェック

パソコンとゲーム機 モニターに走る人のゲーム画面 コントローラー

「接続する機器の性能」とは、お使いのパソコンに搭載されているグラフィックボード(GPU)の処理能力や、PlayStation 5、Xbox Series X/S、Nintendo Switchといった家庭用ゲーム機が出力できる映像の品質を指します。

例えば、高性能なグラフィックボードを搭載したPCでなければ4K解像度で高リフレッシュレートを維持するのは難しく、PlayStation 5は最大で4K/120Hz出力に対応していますが、全てのモニターがその性能を引き出せるわけではありません。

モニターだけが高性能でも、接続する機器の性能が追い付いていなければ宝の持ち腐れになるため、バランスを考慮しましょう。

リフレッシュレート:求める映像の滑らかさと対応可能な機器性能からの選択

左に60Hz右に144Hzと表示された2台のゲーミングモニターが並び高速映像で動きの違いを比較している画像その手前にはゲーミングキーボードマウスヘッドホンが置かれている

「リフレッシュレート」とは、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値で、単位はHz(ヘルツ)です。
一般的なモニターは60Hzですが、ゲーミングモニターでは144Hzや240Hz、さらには360Hz以上のモデルも存在します。
数値が高いほど映像が滑らかになり、特に動きの速いシーンでの視認性が向上します。

Ms.ガジェット

リフレッシュレートが高いと、どんなメリットがあるのですか?

Mr.ガジェット

映像がヌルヌルと滑らかになり、敵の動きを追いやすくなるなど、プレイの快適さや有利さに繋がります

ただし、高いリフレッシュレートを活かすにはPCのグラフィック性能も求められるため、ご自身の環境で安定して出力できる範囲で良好なものを選びましょう。

応答速度:許容できる残像感の度合いと競技性の高いゲームでの重要性

「応答速度」とはモニターの画素が特定の色から別の色へ切り替わるまでにかかる時間を示し、単位はms(ミリ秒)です。
この数値が小さいほど、動きの速い映像での残像感が少なくなり、クリアな視界を保てます。

一般的なゲーミングモニターでは1ms (GTG)や0.5ms (MPRT)といったスペックがうたわれていますが、TNパネルや有機ELパネルは応答速度に優れる傾向にあります。

特に一瞬の判断が勝敗を分ける競技性の高いゲームをプレイするなら、応答速度は妥協できないポイントの一つです。

解像度:高画質を求めるか否か

HD QHD 4Kモニターの比較イラスト

「解像度」とは画面に表示されるドット(画素)の総数のことで、この数値が高いほど、よりきめ細やかで高精細な映像が表示されます。

解像度メリットデメリット
Full HD
(1920 x 1080)
・一般的な解像度
・基本的に全てのゲームとハードウェアが対応
・大画面モニターではピクセルが目立つ
WQHD
(2560 x 1440)
・フルHDと4Kの中間の解像度で高画質・ある程度パソコン、ハードウェア側の性能が求められる
4K
(3840 x 2160)
・超高画質・かなりパソコン、ハードウェア側の性能が求められる

「画面サイズ」はモニター画面の対角線の長さをインチで示したものです。
主流はフルHD(1920×1080)で、24インチ前後が人気です。
より高画質なWQHD(2560×1440)は27インチ、さらに高精細な4K(3840×2160)は27インチ以上でその真価を発揮しますが、PCへの負荷も大きくなります。

Ms.ガジェット

大きな画面で高解像度だと迫力がありそうですね!

Mr.ガジェット

はい、しかし設置スペースやPCスペックとのバランスも重要ですよ

デスクの奥行きや視聴距離、そしてPCのグラフィック処理能力を総合的に考慮し、良好な解像度と画面サイズの組み合わせを選びましょう。

対応しているHDMIバージョンの確認も忘れずに

HDMIとは、映像信号や音声信号などを1本のケーブルでまとめて伝送するためのデジタル通信規格です。
パソコンやテレビ、ブルーレイレコーダー、そしてソニー PlayStation 5や次世代ゲーム機switch2といったゲーム機など、現代の多くのAV機器に搭載されています。
せっかく高性能なこれらの機器を手に入れても、対応していないHDMIケーブルを使用してしまうと、機器本来の能力を発揮できない可能性があります

例えば、4K解像度で120Hzのリフレッシュレートに対応する最新のゲーム機を、古い規格のHDMIケーブルに接続した場合、ケーブルの性能が足りず4K/120Hzで表示できないといったことが起こります。
最新のテレビが対応するHDR(ハイダイナミックレンジ)や高音質な立体音響を楽しむためにも、機器の対応機能に見合ったケーブル選びが重要です。

HDMIのバージョンについてはこちらから確認できます
スクロールできます
HDMIのバージョンFHDWQHD4K8K10K
Ultra96
(HDMI 2.2)
ウルトラハイスピード
(HDMI 2.1)
プレミアムハイスピード
(HDMI 2.0)
ハイスピード
(HDMI 1.4)
ハイスピード
(HDMI 1.3)
スタンダード
(HDMI 1.2以前)
解像度の視点からみるHDMIのバージョン比較
スクロールできます
HDMIのバージョンFHDWQHD4K8K10K
Ultra96
(HDMI 2.2)
480Hz480Hz480Hz240Hz120Hz
ウルトラハイスピード
(HDMI 2.1)
240Hz240Hz120Hz60Hz
(DSC圧縮時は120Hz)
60Hz
(DSC圧縮時は120Hz)
プレミアムハイスピード
(HDMI 2.0)
240Hz144Hz60Hz
ハイスピード
(HDMI 1.4)
144Hz75Hz30Hz
ハイスピード
(HDMI 1.3)
144Hz
スタンダード
(HDMI 1.2以前)
60Hz
リフレッシュレートの視点からみるHDMIのバージョン比較

※1 8K・10K の高リフレッシュは DSC(可逆圧縮)が前提。
※2 2.0 での 1080p240 Hz や 1.4/1.3 での 1080p144 Hz は 帯域上は可能でも必須タイミングではなく機器しだいとなります。
※3 Ultra96/HDMI 2.2(96 Gbps)は 2025 年現在ドラフト規格で、 仕様が変更される可能性があります。

パネル種類:画質応答速度視野角など重視する特性に基づいた選択

IPS VA TNパネル 色彩と人物が表示されたモニター

「パネル種類」とは、モニターの表示部分に使われる液晶パネルの駆動方式のことで、主にIPS、VA、TN、そして有機EL(OLED)があります。

  • IPSパネルは広視野角で色再現性に優れバランスが良いですが、応答速度はTNに劣る傾向があります。
  • VAパネルはコントラスト比が高く黒の表現が得意ですが、応答速度は製品によります。
  • TNパネルは応答速度が非常に速く安価なモデルも多いですが、視野角が狭く色味が変わりやすいです。
  • 有機ELパネルは応答速度・コントラスト比ともに良い水準ですが、高価で焼き付きのリスクも考慮が必要です。
スクロールできます
パネルIPSVATN有機EL
応答速度 標準~速い やや遅め 非常に速い 非常に速い
色再現性 / 視野角 広視野角で鮮やか 良好 狭く色ズレあり 非常に良好
コントラスト比 十分高い 非常に高い やや低め 完璧な黒
主な特徴バランス型・色再現性◎高コントラスト・没入感安価・応答速度特化画質・速度ともに最上級
おすすめ用途RPG/動画編集/一般映画/暗所向けゲームFPS/対戦ゲームHDR/高画質ゲーム
価格の傾向中程度中程度安価高価
パネル方式の比較

各パネルの特性を理解し、自分が最も重視するポイント(画質、応答速度、視野角、価格など)に合わせて選ぶことが肝心です。

予算:必要な性能を満たしつつ支払い可能な価格帯の製品の選定

パソコンの予算と機能を天秤にかけて悩む男性のイラスト

ゲーミングモニターの価格帯は幅広く、エントリーモデルであれば2万円台から、高機能なハイエンドモデルでは10万円を超えるものも珍しくありません。

Ms.ガジェット

高性能なものが欲しいけど、予算も気になります…

Mr.ガジェット

まずは譲れないスペックを決めて、その中で予算に合う製品を探すのがおすすめです

求めるスペックと予算のバランスを見極め、無理のない範囲で良好な一台を選びましょう。
セール時期などを狙うのも一つの手です。

画面:形状とアスペクト比

ゲーミングPCとデュアルモニター 光るキーボード 左は宇宙の絵 右はゲーム画面
チェックすべきポイント
  • 画面のアスペクト比
  • 湾曲の有無

ゲーミングモニターの画面の形状を選ぶ際には特にアスペクト比と湾曲の有無に着目してみてください。

基本的なアスペクト比である16:9、ウルトラワイドの21:9の二つがゲーミングモニターでは一般的です。
迫力のあるグラフィックを楽しみたい方や広い視野が必要なレーシングゲームなどをしたい方はウルトラワイドを試してみてもいいと思います。

Mr.ガジェット

事務作業でマルチタスクとかをするので私はウルトラワイドを使っていますがゲームをするときにそれが有利に働くかはまた別問題ですね。

アスペクト比詳細
16:9一般的なモニターと同じアスペクト比。基本的にすべてのゲームが対応している。
21:9
(ウルトラワイド)
迫力のある映像を楽しむことができ、RPGやシミュレーションゲームに向いている。しかし、一部のゲームでは対応していない場合がある。

また、平面パネルは一般的で、サイズ展開も豊富です。
一方、湾曲パネルは画面の両端が視聴者に向かってカーブしており、特に27インチ以上の大画面や21:9のウルトラワイドモニターで採用されることが多く、視線移動が少なく済み、包み込まれるような没入感が得られます。

レースゲームやRPGなど没入感を重視するなら湾曲、FPSや作業も兼ねるなら平面、というようにプレイスタイルや用途に合わせて検討すると良いでしょう。

Mr.ガジェット

ただ、湾曲モニターは酔いやすく値段も上がります。
僕も湾曲しているモニターを使っていますが最初は結構酔いました。
慣れれば平気ですけどね!

付加機能:暗所視認性向上機能や照準表示などゲーム補助機能

パソコンでNIGHT VISIONと表示されたゲーム画面を見て喜ぶ男性

「付加機能」とは、基本的な表示性能に加えて、ゲームプレイをより快適に、あるいは有利に進めるための特別な機能のことです。

代表的なものに、ゲーム内の暗い箇所を明るく表示して敵を発見しやすくする「ブラックイコライザー(暗所補正)」や、画面中央に照準(クロスヘア)を表示する機能、色の鮮やかさを調整して視認性を高める機能などがあります。
これらの機能は特にFPS/TPSといった対戦型シューティングゲームで有効です。

すべてのプレイヤーに必須ではありませんが、特定のジャンルをよく遊ぶ方や、少しでも有利に立ちたい方にとっては魅力的な選択肢となります。

スタンドの調整機能:快適なプレイ姿勢のための高さや角度調整可否の確認

モニターの高さ調節傾き左右回転縦横変更のイラスト

「スタンドの調整機能」とは、モニターを支えるスタンドが持つ、画面の高さ、上下の角度(チルト)、左右の首振り(スイーベル)、縦回転(ピボット)といった調整機構のことです。

長時間プレイする上で、目線の高さに画面を合わせられる高さ調整(リフト)機能や、見やすい角度に傾けられるチルト機能は特に重要です。
これにより、無理のない姿勢でプレイでき、首や肩への負担を軽減できます。
最低でもチルト調整、できれば高さ調整も可能なモデルを選びたいところです。

Mr.ガジェット

スタンドは特に製品価格によって作りこみ度合いがはっきり分かれるように思います

補足しておきたい用語や仕様

机の上にPCモニター ゲームコントローラー キーボード

ゲーミングモニター選びをさらに深掘りするために、知っておくと便利な専門用語や仕様について解説します。
VESAマウントフリッカーフリー色域といった言葉の意味を理解することで、より自分に合った一台を見つけやすくなるでしょう。
これらの知識は、モニターをより快適に、そして長く使うための重要なポイントとなります。

VESAマウントとは

VESAマウントとは、モニターの背面にモニターアームや壁掛け金具を取り付けるためのネジ穴の位置や間隔に関する国際標準規格です。

この規格に準拠していれば、モニターと取り付け器具のメーカーが異なっていても、互換性のある製品同士を組み合わせて使用できます
一般的な規格としては、75mm x 75mmや100mm x 100mmなどがあり、モニターのサイズや重量によって対応する規格が異なります。

※上記はあくまで目安です。
実際の対応は製品仕様をご確認ください。

Ms.ガジェット

モニターアームを使いたい場合、どのVESA規格を選べば良いのですか?

Mr.ガジェット

お持ちのモニター、または購入予定のモニターの仕様書で対応VESA規格を確認し、それに合ったモニターアームを選んでください。

モニターアームを使用することで、デスクスペースを有効活用できたり、画面の位置を細かく調整してより快適な視聴環境を構築したりすることが可能です。

フリッカーフリーとは

フリッカーフリーとは、画面のちらつき(フリッカー)を抑制する技術のことです。

従来のモニターでは、バックライトの明るさを調整するために高速で点滅(フリッカー)させていましたが、これが目の疲れや頭痛の原因となることがありました。
フリッカーフリー技術は、このちらつきを人間が感知できないレベルまで低減させることで、長時間のゲームプレイや作業における目の負担を軽減する効果が期待されます

Ms.ガジェット

フリッカーフリー機能があると、本当に目の疲れが軽減されるのですか?

Mr.ガジェット

はい、バックライトの目に見えないちらつきをなくすことで、長時間の使用でも目の疲労を感じにくくなると言われています。

特に集中して画面を見続けるゲーマーにとって、フリッカーフリーは目の健康を考える上で重要な機能の一つと言えるでしょう。

ブルーライトカットとは

ブルーライトカットとは、液晶ディスプレイから発せられる可視光線の一種である青色光(ブルーライト)を低減する機能を指します。

ブルーライトは、エネルギーが強く、目の奥の網膜まで到達しやすい性質があるため、長時間の曝露は目の疲れや睡眠の質の低下に関連すると言われています。
この機能を有効にすると、画面の色味が黄色みがかったり暖色系に寄ったりすることが一般的ですが、就寝前の使用などで目への刺激を和らげたい場合に役立ちます

Ms.ガジェット

ブルーライトカット機能は、画質に影響しますか?

Mr.ガジェット

はい、ブルーライトをカットする度合いによって画面の色温度が変わり、青みが抑えられて黄色みがかって見える傾向があります。

色の正確性が求められる作業には不向きな場合もありますが、目の負担軽減を優先したい場合には検討する価値のある機能です。

色域sRGBやDCI-P3など

色域(しきいき)とは、モニターが表示できる色の範囲を示す指標です。
代表的な規格には、ウェブコンテンツや一般的なPCアプリケーションで基準となる「sRGB」や、デジタルシネマ向けに策定されたより広い色域を持つ「DCI-P3」などがあります。

この色域が広いほど、より多くの色を表現でき、豊かで深みのある色彩表示が可能になります
例えば、sRGBカバー率100%のモニターはsRGBで定義された全ての色を表現でき、DCI-P3カバー率が高いモニターはHDRコンテンツなどで鮮やかな映像を楽しめます。

Ms.ガジェット

ゲームをする上で、色域はどのくらい重要なのでしょうか?

Mr.ガジェット

美しいグラフィックのゲームを存分に楽しみたいなら、sRGBカバー率が高いものや、可能であればDCI-P3カバー率も考慮すると良いでしょう。

特にグラフィックの美しさが魅力のゲームや、映像コンテンツの視聴も重視するなら、色域の広さはモニター選びの重要なポイントです。

コントラスト比とは

コントラスト比とは、画面内で表示できる最も明るい白と最も暗い黒の輝度の比率のことです。

この数値が高いほど、白はより白く、黒はより黒く表現され、明暗の差がハッキリとしたメリハリのある映像になります。
例えば、コントラスト比が「1000:1」であれば、最も明るい白が最も暗い黒の1000倍明るいことを意味します。
VAパネルは一般的にコントラスト比が高い傾向にあります。

Ms.ガジェット

コントラスト比が高いと、ゲームプレイにどんなメリットがありますか?

Mr.ガジェット

暗いシーンでの敵やオブジェクトの視認性が向上したり、映像全体の奥行き感や立体感が増したりする効果が期待できます。

映画のような没入感のある映像を楽しみたい方や、暗い場面が多いゲームをプレイする方にとっては、高いコントラスト比は魅力的なスペックと言えます。

輝度とは

輝度(きど)とは、画面の明るさを示す単位で、カンデラ毎平方メートル(cd/m²)またはニト(nit)で表されます
(1cd/m² = 1nit)

この数値が高いほど、モニターの画面をより明るく表示することができます
一般的なオフィスワーク向けのモニターでは250cd/m²から300cd/m²程度が標準的ですが、日中の明るい部屋で使用する場合や、HDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツを鮮明に表示するためには、より高い輝度(例えば400cd/m²以上)が求められることがあります。

Ms.ガジェット

明るい部屋でゲームをする場合、輝度はどのくらい必要ですか?

Mr.ガジェット

設置環境にもよりますが、明るい部屋では300cd/m²以上の輝度があると、画面が見やすくなるでしょう。

使用する部屋の明るさや、HDRコンテンツを楽しみたいかどうかを考慮して、適切な輝度のモニターを選ぶことが大切です。

入力遅延インプットラグとは

入力遅延(インプットラグ)とは、マウスやキーボード、ゲームコントローラーなどで行った入力操作が、実際にモニターの画面に表示されるまでの時間差を指します。

この遅延が大きいと、操作に対する画面の反応が鈍く感じられ、特に一瞬の判断が勝敗を分けるようなシビアなゲームでは不利になることがあります
ゲーミングモニターの多くは、この入力遅延を極力少なくするように設計されています。

Ms.ガジェット

入力遅延は、応答速度とどう違うのですか?

Mr.ガジェット

応答速度は液晶パネル自体の色の切り替わり速度ですが、入力遅延は映像信号処理なども含めた、操作から表示までの総合的な遅延時間です。

対戦型のゲームやリズムゲームなど、タイミングが重要なゲームをプレイするユーザーにとって、入力遅延の少なさは非常に重要な選択基準となります。

HDMIVRRとは

HDMI VRRとは、HDMI2.1規格でサポートされている可変リフレッシュレート(Variable Refresh Rate)機能のことです。

この機能に対応したゲーム機(例えばPlayStation 5やXbox Series Xなど)とモニターを接続すると、ゲームのフレームレート(1秒あたりの描画コマ数)の変動に合わせて、モニターのリフレッシュレート(1秒あたりの画面更新回数)をリアルタイムで同期させることができます
これにより、画面のチラつき(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を抑え、より滑らかで快適な映像表示を実現します。

Ms.ガジェット

HDMI VRRを利用するには、何が必要ですか?

Mr.ガジェット

HDMI VRRに対応したゲーム機やグラフィックカード、そしてHDMI VRR対応のモニターと、HDMI2.1対応ケーブルが必要です。

最新のコンソールゲーム機で最高の描画パフォーマンスを引き出したいと考えるなら、HDMI VRR対応は注目すべき機能です。

ALLMオートローレイテンシーモードとは

ALLM(オートローレイテンシーモード)とは、接続されたゲーム機やAVアンプなどがゲームコンテンツを検知すると、テレビやモニターが自動的に低遅延モード(一般的には「ゲームモード」と呼ばれる設定)に切り替わる機能です。

通常、高画質化処理などは映像表示に遅延を生じさせることがありますが、ALLMに対応していると、ユーザーが手動で設定を変更する手間なく、ゲームプレイに最適な低遅延状態に自動で移行してくれます。
この機能もHDMI2.1で規定されています。

Ms.ガジェット

ALLMに対応していると、どんなメリットがあるのですか?

Mr.ガジェット

ゲームを始めると自動でモニターが低遅延設定になるため、面倒な設定変更の手間が省け、すぐに快適な環境でプレイを開始できます。

手軽に最適な環境でゲームを楽しみたいユーザーにとって、ALLMは非常に便利な機能と言えるでしょう。

GTG Grey to Greyとは

ゲーミングPCのデスクに置かれたキーボード マウス モニターには走る人影が表示されている

GTG (Grey to Grey) とは、モニターの応答速度を示す指標の一つで、特定の色(グレー)から別の色(グレー)へ画面が切り替わるまでの時間を測定したものです。
これが中間階調における応答速度を表します。

多くのモニターメーカーが応答速度のスペックとしてこのGTG値を採用しており、応答速度1ms (GTG) のように表記されます。
GTGは、実際にユーザーが体感する残像感に近い数値が出やすい測定方法の一つとされていますが、メーカーによって測定基準が異なる場合もあります。

製品を比較する際には、このGTGで表記された応答速度の数値に注目すると良いでしょう。

MPRT Moving Picture Response Timeとは

MPRT (Moving Picture Response Time) とは、動画再生時における応答性能を示す指標の一つです。
これは、液晶のピクセルが点灯している時間を指し、動いている映像の残像感をどれだけ低減できるかに関わってきます。

MPRTは、黒フレーム挿入技術(画面のフレーム間に黒いフレームを挟むことで残像感を低減する技術)などと併用した場合の、視覚的な残像感を数値

まとめ

この記事では、ゲーミングモニター選びで後悔しないために、自分にぴったりの一台を見つけるための知識を詳しく解説しました。
ゲーミングモニターを選ぶ上で特に大切なのは、以下の3つのポイントです。

この記事で解説したポイントを踏まえ、ぜひあなたに最適なゲーミングモニターを見つけて、最高のゲーム体験を手に入れてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

  • 商品の値段、情報などは記事執筆時点での情報です。
  • この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
  • 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次