目次
フィジカルAIを実現する最新のカメラ技術
Leopard Imaging社が発表した最新のカメラモジュールは、デジタル空間だけでなく物理世界を認識・理解する「フィジカルAI」に対応しています。この技術では、ロボットが現実世界で自律的に行動するために、極めて高い精度の視覚情報が求められます。

同社の製品は、以下の技術によって物理世界の正確な認識をサポートしています。
- 深度(デプス)センシング:iToFやアクティブステレオカメラにより物体の3次元形状と距離を正確に把握します。
- 10GigEによる超低遅延接続:GPU Direct Connect技術を用いて、プロセッサメモリへデータを直接転送します。
- デジタルツインとの融合:仮想空間での学習結果を現実環境へスムーズに反映させるモデルを提供します。
Ms.ガジェット現実世界を認識するロボットにとって、情報の遅延は致命的です。それを極限まで減らす設計は非常に重要ですね。
最新モジュール「LI-ASTRO-VB1940-VCL-ST80-10GigE-120H」の性能
今回発表された「LI-ASTRO-VB1940-VCL-ST80-10GigE-120H」は、NVIDIAの次世代AIプラットフォームであるJetson AGX OrinおよびAGX Thorの演算能力を最大限に引き出す目的で開発されました。

| 項目 | 仕様・特徴 |
|---|---|
| センサ方式 | グローバルシャッター方式CMOS |
| 画像取得 | RGB-IRハイブリッド対応 |
| 対応プラットフォーム | NVIDIA Jetson AGX Orin / AGX Thor |
| 接続インターフェース | 10GigE / GMSL2 |
グローバルシャッター方式の採用により、全ピクセルを同時に露光することが可能です。これにより、高速で移動するロボットやドローンであっても、周囲の物体との距離を正確に計算できると説明しています。
Ms.ガジェット高速移動中でも歪みのない映像を取得できるのは、自律走行するロボットの安全性を高める上で非常に有益です。
昼夜を問わず高精度な検知を実現するRGB-IR技術
本製品の大きな特徴として、1つのセンサーでカラー画像と赤外線画像を同時に取得できる「RGB-IRハイブリッド・テクノロジー」が挙げられます。

日中は鮮明なカラー画像によって物体の種類を識別し、夜間や暗所では赤外線を用いて深度を測定します。この機能により、24時間稼働する自律型倉庫ロボットなどの「眼」として安定した性能を発揮します。
また、2つのレンズが完全に同期して動作する設計となっており、視差計算の精度を高めています。これらの技術により、これまで困難とされていた現実空間でのAIによる自律行動を支援するとのことです。
Ms.ガジェット昼間と夜間でカメラを切り替える必要がないため、システム構成の効率化にもつながりそうですね。


Leopard Imaging、フィジカルAI対応の高性能カメラモジュール
最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
