目次
5G RedCapデバイスの評価に対応
アンリツ株式会社は、同社のアプリケーション試験ソフトウェアであるSmartStudio NR(SSNR)およびSmartStudio NR IP Performance(SSIP)の機能強化を実施しました。今回のアップデートにより、5G RedCap(Reduced Capability:機能制限により低消費電力・低コスト化を実現した5G規格)デバイスの機能評価が可能となっています。これにより、CPE(顧客構内機器)やウェアラブル端末など、次世代のIoTデバイス開発における評価環境が拡充されました。
Ms.ガジェット5Gの普及に合わせて、IoT向け規格への対応が進むのは開発現場にとって重要な動きですね。

複雑化する試験条件を効率化
5Gの活用拡大に伴い、対応する周波数帯やキャリアアグリゲーション、MIMO(複数のアンテナで通信を行う技術)の組み合わせは増加の一途をたどっています。本ソリューションでは、これらの複雑なバンド構成を効率的に試験する機能が追加されました。主な特徴は以下のとおりです。
- デバイスがサポートするバンド組合せを、MIMO構成やチャネル帯域幅を含めて一括取得
- IPスループット試験、消費電力評価、温度試験、ハンドオーバー試験などを実施可能
- 緊急警報や災害時の通信制御など、実環境での再現が難しい試験にも対応
Ms.ガジェット膨大な組み合わせを網羅的に試験する設計負荷を軽減できる点は、開発効率向上に大きく貢献しそうです。
疑似基地局による直感的なアプリケーション試験
SmartStudio NRシリーズは、疑似基地局機能を持つハードウェア「MT8000A」と組み合わせることで、5GやLTEの基地局およびコアネットワークをシミュレートするソフトウェアです。SSIPは高速データ通信に対応したスループット測定機能を備えています。
| 製品名 | 主な役割 |
|---|---|
| SmartStudio NR(SSNR) | 5G/LTEの基地局とコアネットワークをシミュレートする試験ソフトウェア |
| SmartStudio NR IP Performance(SSIP) | 高速データ通信に対応したスループット測定機能を持つ試験ソフトウェア |
高度なプロトコルの専門知識を必要とせず、インタラクティブなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)操作のみで試験ができる点も特徴です。アンリツは今回の機能拡張を通じて、開発エンジニアの負担軽減と開発効率の向上を支援していくとしています。
Ms.ガジェット専門的な知識がなくても直感的に操作できるGUIを採用している点は、作業の属人化を防ぐ意味でも有益ですね。

アンリツ、5G RedCap対応デバイス向け機能評価ソリューションを提供開始
最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
