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産業用組み込みシステムに最適化したPCIe Gen4 SSD
スイスビットは、産業用アプリケーション向けに設計された新しいPCIe Gen4 SSD「N7000シリーズ」を発表しました。本製品は、第8世代の3D NAND技術であるBiCS8を採用しており、同社が自社でパッケージングしたNANDと自社開発のコントローラ、ファームウェアを組み合わせた初のPCIeソリューションとなっています。

この構成により、サプライチェーンにおける独立性を確保しつつ、信頼性と電力効率を両立させています。ファンレスシステムや放熱に制限がある環境でも安定した動作を実現するよう設計されており、エッジAIシステムや通信機器といったミッションクリティカルな用途に適した仕様です。
Ms.ガジェット自社でパッケージングからコントローラ開発まで手掛けている点は、産業用ストレージとしての信頼性を高める大きなポイントですね。
容量と耐久性で選べる充実のラインナップ
N7000シリーズは、標準的なN7000モデルに加え、書き込み耐久性を高めたpSLC(疑似SLC)モデルのN7600など、用途に応じて選択可能です。さらに、今後ハードウェアベースの保護機能を備えたN7001およびN7601も順次追加される予定となっています。
- N7000:240GB〜3.84TB、汎用性の高い標準モデル
- N7600:80GB〜1.28TB、pSLC採用の高耐久モデル
- フォームファクタ:M.2 2242およびM.2 2280
Ms.ガジェット30種類以上のバリエーションが用意されているため、システムの要件に合わせた細かな構成選択が可能です。
過酷な環境にも対応する温度グレード
製品は稼働環境に合わせて2種類の温度グレードが用意されています。一般的な産業・商業用途向けの「Cグレード(0°C〜+70°C)」と、自律型ロボットやPLC(プログラム可能なロジックコントローラ)システムといった厳しい環境を想定した「Iグレード(-40°C〜+85°C)」から選択可能です。
| モデル | 主な特徴 | 温度範囲 |
|---|---|---|
| N7000 | 標準モデル | Cグレード / Iグレード |
| N7600 | pSLCモデル | Iグレード |
現在、エンジニアリングサンプルの提供が開始されています。Cグレードモデルから順次供給が始まる予定であり、ミッションクリティカルな環境向けのモデルについても2026年半ばの供給開始が予定されています。
Ms.ガジェットヒートシンクのオプションも用意されており、熱特性の最適化まで考慮されている点は産業用として頼もしい設計です。
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