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岩崎電気、青色面発光レーザーを用いた位置分割照明装置を開発

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目次

次世代レーザー照明の技術概要

岩崎電気株式会社は、ソニーセミコンダクターソリューションズ株式会社、および大阪大学レーザー科学研究所と共同で、新たな照明装置を開発しました。本開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の一環として2023年度より進められてきたものです。

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今回採用されたVCSEL(垂直共振器面発光レーザー)とは、半導体チップの表面に対して垂直方向に光を出射する素子のことです。従来のレーザーと比較して小型かつ低消費電力であり、2次元アレイ状に多数配列できるという特徴を備えています。すでにスマートフォンの顔認証センサーや光通信など、多様な分野で活用されている技術です。

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VCSELは身近なセンサーにも使われている技術ですが、それを照明装置に応用しようという試みは非常に興味深いですね。

電気制御による配光の最適化

開発された照明装置は、VCSELの2次元アレイと蛍光体を組み合わせた構成となっています。この設計により、従来の照明システムで必要とされていた光の方向制御用ガルバノスキャナミラー(光を反射・走査させる鏡)が不要となりました。

その結果、電気的な制御のみで配光を行う分割型のレーザー照明が実現されています。主な目標仕様として、光源出力は4ワット、変換効率は20%を掲げており、今後も事業化に向けてさらなる性能向上を図る方針です。

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可動部品を減らすことで、装置の耐久性向上や小型化にもつながりそうな構成です。

省エネルギー化に向けた用途展開

主な想定用途と期待される効果

  • 工場や駐車場における照明への活用
  • 人感センサーとの組み合わせによる必要な場所のみの点灯
  • 大幅な省エネルギー化への貢献

色温度については使用する蛍光体に依存しますが、照明用途として4000~5000ケルビン(光の色味を示す単位)を達成しています。必要な場所のみをピンポイントで照射できる特性により、施設運営における電力消費の大幅な削減が見込まれています。

Ms.ガジェット
必要な場所だけを照らすという機能は、広大な工場や駐車場での運用において非常に合理的な仕組みですね。

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