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産業用機器の低消費電力化に貢献する新モジュール
三菱電機株式会社は、工作機械や産業用ロボットなどを制御するインバーターや、大容量モータードライブ装置向けのパワー半導体モジュールの新製品を発表しました。「産業用NXタイプ 1.2kV IGBT(高耐圧絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)モジュール」として10機種が展開されます。

本製品には、同社が独自に開発した最新の第8世代IGBTが搭載されています。これにより、電力損失を従来の第7世代搭載製品と比較して最大で約19%低減することに成功しました。産業用機器におけるさらなる省エネ化の要求に応える製品となっています。
Ms.ガジェット最新世代のIGBTによって電力損失を大幅に抑えられる点は、産業用機器の運用において非常に大きなメリットと言えそうですね。
高出力化と開発効率の向上を実現
今回の新製品では、IGBTとダイオードのチップ配置を最適化することで、従来製品と同一パッケージでありながら定格電流1000A品を新たにラインアップしました。これにより、インバーターの高出力化が実現可能です。

また、従来の産業用NXタイプパッケージを継続して採用しています。外形サイズや端子位置が共通化されているため、従来製品からの入れ替えが容易であり、インバーターの開発期間短縮に寄与する設計となっています。
主な製品特長
- 第8世代IGBT搭載により、電力損失を最大約19%低減
- 定格電流1000A品を新規ラインアップし、高出力化をサポート
- 従来製品とパッケージ互換があり、開発期間の短縮が可能
Ms.ガジェット既存のパッケージと互換性があることで、設計変更の手間を抑えつつ性能向上を図れるのは開発現場にとって嬉しい配慮です。
今後の展示会にて順次公開予定
本製品は、2026年6月9日から11日までドイツのニュルンベルクで開催される「PCIM Expo & Conference 2026」に出展される予定です。また、日本や中国など各地で開催される展示会においても順次公開されるとのことです。
同社は、今後もパワー半導体市場のニーズに合わせて製品を安定的に供給し、パワーエレクトロニクス機器の省エネ化やGX(Green Transformation)への貢献を目指すとしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品シリーズ | 産業用NXタイプ 1.2kV IGBTモジュール |
| サンプル提供開始 | 2026年6月15日より順次 |
| 最大定格電流 | 最大1000A |
| 主な用途 | 産業用インバーター、モータードライブ装置 |
Ms.ガジェット世界的な展示会での発表を通じて、産業分野におけるパワー半導体の進化を牽引する姿勢が伺えます。
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NXタイプ 1.2kV IGBTモジュール
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