ハイブリッド構成で多様な対象物に対応
Revopointが発表した「POP 4」は、ブルーレーザーと赤外線構造光(対象物に光を照射し、その歪みから形状を計測する技術)を組み合わせたハイブリッド型の3Dスキャナーです。最大の特徴は、用途に応じて使い分けられる5つのスキャンモードが搭載されている点です。

同社によると、この5つのモードにより、工業部品や精密パーツといった小さな対象物から、屋外にある大型の設備まで、環境や対象物の特性に合わせた最適なスキャンが可能となっています。
Ms.ガジェット5つのスキャンモードと主な特徴
POP 4に搭載された各スキャンモードの詳細は以下の通りとなっています。

| モード名 | 主な用途・特徴 |
|---|---|
| 30本クロスブルーレーザー | 工業部品、金属表面、複雑形状の高速・高精度スキャン |
| シングルレーザーライン | 深穴や溝など、狭小部位の精密スキャン |
| VCSEL高速スキャン | 大型対象物や屋外シーンの高速かつスムーズなスキャン |
| フルフィールドHDスキャン | マーカー不要で高精細な構造光スキャン |
| ハイブリッドHDスキャン | 高密度点群と追跡性能を両立したバランス型 |
Ms.ガジェットVCSEL技術による環境対応力の向上
注目される「VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)」高速スキャンモードは、高密度のドットパターンを投影する方式を採用しています。この方式には以下のメリットがあると説明されています。
- 広い範囲を一度に取得可能
- 対象物との距離を確保しやすい
- 大型物でも安定した追跡性能
- 明るい環境下でも使用しやすい耐光性
従来の赤外線スキャンでは太陽光の影響を受けやすかった屋外環境においても、VCSELモードを活用することで安定したデータ取得が期待できるとのことです。
Ms.ガジェットAIによる効率化と高度なモデリング機能
POP 4はハードウェアだけでなく、ソフトウェア面での機能も充実しています。Windows環境ではAIによるリアルタイムの対象物分離・追跡機能に対応しており、スキャン中に不要な環境データが自動で除去されるため、後処理の効率化が図られています。
また、NVIDIA GPUを搭載した環境では、Gaussian Splatting(ガウシアン・スプラッティング)技術を用いたフォトリアリスティックな3DGSモデリングにも対応しています。これにより、点群データとRGB情報を組み合わせ、質感まで再現した高精細な3Dモデルの生成が可能となっています。
Ms.ガジェット
Revopoint POP 4
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