飛天ジャパン株式会社は、2026年8月7日に、コインランドリー店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するIoTソリューションとして、決済・売上管理・マーケティング機能を一体化した「VALUE Cube(バリューキューブ)」のコインランドリー向けモデルをリリースしたと発表しました。
コインランドリー経営では、両替機や精算機における小銭の詰まり・盗難リスク、定期的な集金業務の負担、天候や曜日による稼働率の波といった無人店舗ならではの課題が存在しています。今回リリースされた「VALUE Cube」は、既存の洗濯機や乾燥機に後付けするだけで多様なキャッシュレス決済に対応できるほか、クラウド上でのリアルタイム売上管理、LINEミニアプリを活用したクーポン配信までをワンストップで提供し、運営負担の軽減と売上の最大化を支援するとのことです。
トリオマネジメントの店舗でPoCを開始
正式リリースに先立ち、コインランドリーチェーンを展開するトリオマネジメント株式会社が運営する店舗「ジャンボランドリーふわふわ」にて、「VALUE Cube」を用いたPoC(概念実証)を実施しています。多店舗展開を行う同社において、多様なキャッシュレス決済による利用者利便性の向上や、クラウドを通じた各機器の売上・稼働状況のリアルタイム監視、LINEミニアプリを活用した販促施策など、実際の店舗運営における実用性やDX効果を検証するとのことです。

トリオマネジメントによると、これまで新規顧客獲得や来店促進、売上拡大を目的にLINEやキャッシュレス決済の導入を推進してきましたが、双方の連携が取れていないことが課題でした。「VALUE Cube」によってLINEユーザーと決済システムを連携させ、お客様の特性に合わせたサービス提供が可能になると期待していると説明しています。
Ms.ガジェット「VALUE Cube」の主な特長
コインランドリー向け「VALUE Cube」には、店舗運営をサポートする以下の3つの特長が搭載されています。

- 決済・POS機能:現金のPOS機能に加え、幅広いQRコード決済などのキャッシュレス決済に対応します。硬貨の利用を減らすことで集金業務の頻度やメンテナンスの手間を削減します。
- 売上管理SaaS:機器ごとの稼働状況や売上データをクラウド上でリアルタイムに可視化します。PCやスマートフォンの管理画面からいつでも売上状況を確認できます。
- LINEミニアプリ連携:新たなアプリのダウンロードや会員登録が不要な「LINEミニアプリ」を採用しています。空き商品の確認や完了通知のほか、閑散期に合わせたタイムリーなクーポン配信が可能です。
同社では、宿泊施設の酒類提供サーバーや自動販売機など、様々な無人機器のIoT化およびキャッシュレス化を支援してきた実績があります。今後は本システムを全国のコインランドリー店舗などへ展開していくとともに、現金管理と顧客囲い込みに課題を抱えるあらゆる無人・省人型ビジネスのDXを推進する予定とのことです。
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