コンテナや仮想基盤向けにAIを活用したデータマネジメント・プラットフォームを提供するTintriは、2026年7月29日にOpenTelemetry連携機能を公開し、日本における展開を開始すると発表しました。
本連携機能によって既存のREST APIデータを標準化されたクラウドネイティブなテレメトリへ変換することで、IT部門はいつも利用しているダッシュボードからTintri VMstoreのメトリクスとKubernetes環境を容易に関連付けて可視化・分析できるようになると説明しています。
Ms.ガジェットOpenTelemetry連携機能によるソリューションの概要
クラウドネイティブな本番環境では、サービスの可用性を維持するために障害の根本原因を迅速に特定することが極めて重要ですが、従来のストレージ監視は他の基盤の監視から切り離された状態で運用されることが少なくありません。
DevOpsやSite Reliability Engineeringチームは統合ダッシュボードでアプリケーションを監視する一方、ストレージ管理者は専用ツールを利用しているため、インフラ全体の状況把握が困難となっています。
TintriのOpenTelemetry連携は、VMstoreが持つ豊富なテレメトリデータを企業がすでに標準的に利用している統合監視プラットフォームへシームレスに取り込むことでこの課題を解決しています。
さらに、Tintri VMstoreは従来のLUNやボリューム単位ではなく、個々の仮想マシンやコンテナ化されたアプリケーション単位でパフォーマンスを把握できるよう設計されており、Grafanaなどの可視化ツールで詳細なインサイトを提供します。
Ms.ガジェット主なビジネス価値とアーキテクチャの特徴
本連携機能の導入により、エンタープライズITの運用においてさまざまな効果を得ることが可能となっています。主なメリットは以下の通りです。
- MTTR(平均復旧時間)の短縮と迅速なトラブルシューティング:ストレージの情報をインフラやアプリケーションのテレメトリと並べて単一のダッシュボードで可視化できます。
- 追加ライセンス費用は不要:既存の監視ツールとシームレスに連携するよう設計されており、新たなストレージ専用監視製品の購入は不要です。
- 高いアーキテクチャの柔軟性と将来への対応力:OpenTelemetryというオープンスタンダードをベースとして開発されており、ベンダーロックインから解放されます。
また、本ソリューションは標準的なOpenTelemetry Collectorコンポーネントとして動作し、Grafana、Prometheus、ClickHouse、Datadog、Dynatraceなど、OTLPに対応した任意の監視バックエンドへシームレスに送信できる仕様となっています。
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