生成AI連携によりコード解析を効率化
テクマトリックス株式会社は、Scientific Toolworks, Inc.が開発するソースコード解析ツール「Understand」の最新版となる「Understand 7.2」日本語版の販売を開始しました。本バージョンでは生成AI連携機能が正式に実装されており、開発現場における解析効率の向上を支援します。

生成AI連携機能では、ChatGPTやGeminiなど多様なLLM(大規模言語モデル)との接続に対応しています。HTTPSやAPIキーを用いたサードパーティサービスとの連携のほか、ローカル環境でのAIモデル活用も可能です。これにより、コードの要約作成や自然言語での対話形式による質問が行えるようになっています。
Ms.ガジェットAIエージェントと連携するMCP機能
今回のアップデートでは、AIエージェントがUnderstandのAPIを直接呼び出して解析データを取得できる「MCP(Model Context Protocol)機能」が提供されています。これにより、AIがUnderstandの保持する高精度な解析データをリアルタイムで参照することが可能となりました。

- エンティティ情報(関数、クラス、ファイル等の定義)
- リファレンス情報(依存関係や参照関係)
- 解析結果(注釈、メトリクス)
- 制御フローのノード情報
Pythonスクリプトを通じてUnderstandのデータベース(.undファイル)を操作できるため、AIエージェントは必要な情報を自動で判断・取得し、改善案の提案や説明文の作成を支援します。開発者は信頼性の高いデータに基づいた開発を進めることが可能とのことです。
Ms.ガジェットVSCode拡張機能の拡充と専用ライセンス
Understand 7.2では、Microsoft社が提供するコードエディター「Visual Studio Code(VSCode)」向けの拡張機能も強化されています。VSCode上で解析結果のグラフやメトリクスを直接表示できるようになったほか、VSCode上でも生成AI連携によるコード解析支援が利用可能です。

| カテゴリー | 言語・技術 |
|---|---|
| 主要言語 | C/C++、Java、Python、C#、VB.NET等 |
| その他 | Ada、Assembly、FORTRAN、Pascal、VHDL等 |
| Web関連 | PHP、HTML、CSS、JavaScript、TypeScript |
| ベータ版 | Rust |
さらに、VSCode拡張機能専用のライセンスも提供が開始されています。これにより、これまで以上に手軽にUnderstandの機能を活用できる環境が整えられています。なお、生成AI連携機能の利用にあたっては、各組織のデータ取り扱いポリシーを確認し、ユーザーの責任において利用することが推奨されています。
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