カスタマーサポートツール「Tayori(タヨリ)」を運営するPR TIMESは、2026年6月29日より外部システムとのデータ連携を実現するAPIの提供を開始しました。これにより、ツール間の分断を解消し、業務の効率化を目指すとしています。
これまでTayoriは、AIチャットボットやFAQのAI検索などを通じて自己解決を促進してきました。しかし、問い合わせの転記やチーム内での情報共有といった手作業が依然として課題となっていました。今回のAPI公開により、外部サービスとのシームレスな連携が可能となります。
Ms.ガジェットAPIによる連携で実現できる主な活用シーン
APIの公開により、Tayoriのフォーム機能やFAQ機能を、普段利用しているビジネスチャットやタスク管理ツール、顧客管理システム(CRM)と接続できます。主な活用方法は以下の通りです。

- フォームへの問い合わせをタスク管理ツール(Jootoなど)へ自動起票
- 投稿内容をSlackやTeamsなどのビジネスチャットへ項目に応じて通知
- 問い合わせ内容をSalesforceなどのCRM活動記録へ自動転記
- FAQの公開・編集情報をビジネスチャットへ即時通知
特に問い合わせのステータス管理や、部署間でのナレッジ共有をリアルタイムに行うことが可能となります。これにより、営業や開発部門へのエスカレーションも円滑に進むとしています。
Ms.ガジェットAPI利用の料金プランと制限
API機能は、エンタープライズプランにて利用が可能となっています。プランごとの利用制限については以下の通りです。

| プラン | API発行数 | 月間リクエスト制限 |
|---|---|---|
| エンタープライズプラン | 3つまで | 300まで |
| 無制限利用プラン | 要契約 | 無制限 |
なお、エンタープライズプランは月額4万200円で提供されており、ユーザー数50名まで利用可能です。APIを活用した自動化の構築が困難な場合には、有償での導入支援も実施しているとのことです。
Ms.ガジェット今後の展望とサービス概要
Tayori事業部では、今回のAPI公開を生成AI時代における業務効率化の基礎になると説明しています。今後は各種生成AIとの連携に向けたMCP(Model Context Protocol)の検討も進めていく方針です。

Tayoriは2015年のサービス開始以来、FAQやフォーム作成などをノーコードで運用できるツールとして展開されています。今後も「お客さまとのいい関係をつくる」というコンセプトのもと、機能の拡充を図るとしています。
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