Synology Japan株式会社は2026年7月23日、多拠点ビジネスに向けた新たなクラウドビデオ監視ソリューション(VSaaS)である「Surveillance365」の提供を開始したと発表しました。企業はオンプレミスサーバーの構築や複雑な設定を行うことなく、エンタープライズグレードの監視システムを迅速に導入できます。
Surveillance365の主な特徴と導入の容易さ
Synologyが発表したSurveillance365は、単一のWebポータルやモバイルアプリを通して、複数拠点に設置されたカメラを一元的に管理できるクラウド型の監視ソリューションです。専用のIT担当者を配置することなく、導入作業を極めてシンプルに行える点が大きな特徴となっています。
対応するSynologyカメラと組み合わせることで、無料のスタンダードプランが利用可能となっています。各カメラの初期導入は最短2分で完了し、拠点ごとの物理的なインフラ管理にかかる負担を大幅に削減できると説明されています。
主な導入メリットは以下の通りです。
- 最短2分で導入完了するシンプルな初期設定
- 単一ポータルおよびアプリによる多拠点一元管理
- オンプレミスサーバーや専任IT担当者が不要な運用環境
| 項目 | スペック |
|---|---|
| サービス名 | Surveillance365 |
| タイプ | クラウドビデオ監視ソリューション(VSaaS) |
| 導入時間 | カメラ1台あたり最短2分 |
| 対応プラン | スタンダードプラン(無料)、ビジネスプラン |
| 準拠規格 | NDAA、TAA準拠(Synologyカメラ) |
※ 対応するSynologyカメラとの組み合わせで使用可能です。
Ms.ガジェットエッジ録画機能とセキュリティ・プラン体系
Surveillance365では、撮影した映像データをカメラ内蔵のmicroSDカードへローカルに録画する方式が採用されています。人物や車両の検知、侵入やうろつきといったAI分析処理をカメラ本体側で実行することにより、即時アラートの通知を行いつつクラウドへ送信する通信帯域を最小限に抑えています。
ライブ視聴時にはピアツーピア(P2P)のローカル接続が優先される設計となっています。さらに、低帯域モードを活用することで映像の品質を維持しながら使用帯域を最大50%削減できるとしています。また、使用されるSynologyカメラはNDAAおよびTAAの規格に準拠しており、厳格な調達要件を満たしています。
アクセス保護には多要素認証(MFA)と暗号化キー「C2 Encryption Key」が導入されています。オプションとして用意されている「C2 OneStorage」へのクラウドバックアップでは、イベント発生時または連続での録画保存に対応し、45日から3,650日までの保存期間を選択可能です。
| 項目 | ビジネスプランの特徴 |
|---|---|
| アクセス管理 | きめ細かな権限プロファイルと拠点単位のカメラ管理 |
| ログ管理 | 分散チームや拠点を対象とした包括的な監査ログ |
| バックアップ拡張 | 既存Synology NAS(Surveillance Station)の録画保護に対応 |
より高度なガバナンスが求められる環境に向けてはビジネスプランが提供されます。きめ細かなアクセス権限の設定や監査ログの記録が可能となっており、大規模な組織におけるコンプライアンス維持に貢献する構成となっています。
Ms.ガジェット最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

