シンガポールにおけるAI活用支援の拠点が開設
シンガポールに本社を置くデータセンター事業者のST Telemedia Global Data Centres(以下、STT GDC)と、AIインフラプロバイダーであるSuperX AI Technology Limitedは、シンガポールで「AIイノベーションセンター」を開設したと発表しました。本センターはTai Seng(タイセン)にあるデータセンター「STT Singapore 5」内に設置されています。
同センターは、企業がAI活用を実験・検証段階から本番運用へと迅速に進めるための専用環境を提供するものです。すでに初期ユーザーの受け入れが開始されており、高度なモデリングや大規模データシミュレーションといった複雑なワークロードに、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を活用しているとのことです。
Ms.ガジェットAIインフラの不足とボトルネックへの対応
今回の取り組みは、アジア地域におけるAIインフラ不足を背景としています。STT GDCが実施した調査「Mind the Gap: Bridging the AI Infrastructure Divide」によると、多くの企業が基盤インフラの不足により、AI成熟度の「構築段階」にとどまっていることが明らかになりました。
AIイノベーションセンターは、ローカル環境で即時利用可能なエンタープライズ向けのAIコンピュート基盤を提供することで、こうした導入のボトルネックを解消することを目指しています。企業は初期投資やリスクを抑えつつ、パイロット導入や実証環境(PoC)での検証を進めることが可能です。
Ms.ガジェットAIイノベーションセンターの主な特長
本センターでは、SuperXのAIハードウェアおよびソフトウェアと、STT GDCの高信頼なデータセンター基盤が組み合わされています。主な特長は以下の通りです。
- 次世代コンピュート基盤:最新のNVIDIA Blackwell GPUインフラ(各GPU 192GB HBM3e VRAM搭載)にアクセス可能
- 高性能アーキテクチャ:Intel Xeon Gold 6767P CPUと400G InfiniBandネットワークによる高速処理を実現
- 迅速な導入:専用ポータルを通じて標準GPUプランを迅速にプロビジョニング可能
- データ主権とセキュリティ:すべてのワークロードをシンガポール国内の環境で運用
- パイロットアクセスプログラム:性能や互換性を検証するための14日間無償トライアルを提供
Ms.ガジェット本番展開を見据えた柔軟な導入オプション
本センターは現在、企業や地域団体、高等教育機関に向けて提供されています。初期検証の段階では、14日間の無償トライアルを通じて性能やコスト効率を検討できるとのことです。
検証を終えた後には、本番利用やハイブリッド型AI、プライベートAIといった導入オプションへ移行可能です。あわせて、STT GDCが持つグローバルな拠点網を活用したスケーリングにも対応しており、長期的なインフラ活用を検討できる体制が整えられています。
Ms.ガジェット取扱サイト
最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

