スターシーズ株式会社は2026年7月24日、米国のRicloud AI Inc.(以下、Ricloud AI社)との間で、AIデータセンターおよびGPU(画像処理半導体)インフラ事業における協業を目的とした基本合意書を締結したと発表しました。
目次
スターシーズとRicloud AIによる協業の主な内容
スターシーズは、GPUサーバーの調達・販売を中心に、データセンター向けの液体冷却設備や電力インフラの事業化を進めています。今回の基本合意に基づき、Ricloud AI社が運営するデータセンター施設やその顧客に対し、GPUサーバーおよび関連機器を供給する計画です。
主な協業・連携事項は以下の通りとなっています。
- Ricloud AI社のデータセンター施設および顧客へのGPUサーバー供給
- 電力設備や液体冷却設備、蓄電設備など関連インフラ構築における協力
- 日米市場におけるAIデータセンターおよびGPUインフラ事業の共同開発
また、スターシーズが日本国内で計画しているAIデータセンターの共同運営についても協議が進められる予定です。さらに、国内で製造したAIデータセンター向けサーバーを米国へ輸出し、コンテナ型の液体冷却インフラと組み合わせて展開する構想も提示されています。
Ms.ガジェット日米をまたぐ大規模なGPUインフラ供給体制の構築に向けた、関心の高い取り組みとなっていますね。
Ricloud AIが運営するサンノゼ・データセンターの概要
Ricloud AI社が米国カリフォルニア州サンノゼで展開するデータセンターは、AIコンピューティングやクラウドサービスに対応する事業基盤を備えています。安定した電力供給と高度な冷却設備により、大規模なITインフラの稼働に対応する設計となっています。
| 項目 | 計画スペック |
|---|---|
| 最大ラック数 | 約1,600ラック |
| 対応IT負荷 | 合計10MW |
| 受電体制 | 複数変電所からの異なる物理ルート受電 |
| バックアップ電源 | N+1構成の非常用発電設備および無停電電源設備(UPS) |
※ Ricloud AI社が提示するサンノゼ・データセンターの計画性能指標です。
スターシーズは、今後の具体的な供給台数や納入時期、投資金額などについて、個別案件ごとに両社間で協議を行い決定するとしています。
Ms.ガジェット10MW対応や1,600ラック規模など、高密度なAI処理に耐えうるインフラ設備が整えられている印象です。
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