セーフィー株式会社は、2026年8月6日に映像データを活用して現場の業務をAIで変革する「現場AX(AI Transformation)」を推進する2つの新機能について発表しました。映像データとAIを組み合わせることで、危険や異常などの変化を捉え、24時間現場の業務を支援するとしています。
目次
AI-Appカスタム検知と映像検索の概要
第一弾として、あらかじめ設定した条件に基づき、AIが状況や人の動きを検知・認識する「AI-App(アイアップ)カスタム検知」のベータ版を2026年8月6日より提供開始しています。また第二弾として、2026年秋よりテキスト入力で過去の録画映像から特定の対象を見つけ出す「映像検索」機能を、Safie Viewer(セーフィー ビューアー)内でベータ版として段階的に提供開始する予定とのことです。

これら2つの機能を併用することで、膨大な映像データからAIが変化を検知してすぐに通知するプロセスと、必要な場面をテキストベースで柔軟に探し出すプロセスの両面から、現場の映像活用を強力に支援するとしています。
Ms.ガジェット映像データからAIが自動で変化を検知したり、テキストで必要なシーンを検索できたりするのは非常に便利ですね。
2つの新機能の特長
提供される2つの機能には、それぞれ異なる特長が備わっています。

- AI-App カスタム検知:最新の生成AIモデルを活用し、人の判断が必要だった現場の状況を自然言語で定義して検知します。「倉庫内のコンテナの数が10を超えた」「デジタル計器の数値が230を超えた」といった複雑な状況にも対応し、カメラごとに検知内容を個別設定して24時間体制で現場を見まもり続けます。
- 映像検索:マルチモーダルAI技術により、「赤い服を着た人」「青い線のトラック」といった検索したい特徴を入力するだけで、該当するシーンをリストアップします。事前のタグ付けや専用カメラへの買い替えは不要で利用できるとのことです。
Ms.ガジェット自然言語で検知条件を設定できたり、テキストだけで過去の映像を探せたりするのは現場の負担軽減につながりそうです。
想定されるユースケースと今後の展開
現場に人が張り付いて予兆や異変を確認し続ける必要がある領域や、異常の見逃しが損害・事故につながる領域での活用を想定しています。現時点では、建設や公共インフラ系などでのPoC(概念実証)が検討および実施開始されています。

| 業界 | 想定しているユースケースと提供価値 |
|---|---|
| 建設 | ヘルメットや安全帯などの未着用による不安全検知 |
| 公共・インフラ | 水位や計器読み取りによる巡回点検の省力化、遠隔確認 |
| 介護 | 離床・転倒の原因確認、施設外での徘徊防止 |
| 小売り | 来店客の動線分析や混雑状況の把握、トラブル発生時のアラート |
同社では、本サービスの提供を通じて見まもりや確認などの工数を削減し、省人化や効率化、生産性向上の支援を加速する予定となっています。
Ms.ガジェットさまざまな業界での具体的なユースケースが想定されており、幅広い現場での業務効率化が期待できそうです。
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