米国事業における収益性重視の体制転換
ポケトーク株式会社は、グローバル市場での持続的な利益創出を目指し、米国事業の運営体制を見直すと発表しました。これは、同社が推進する「言葉の壁をなくす」というミッションのもと、市場環境や顧客ニーズの変化に合わせた機動的な経営判断の一環として実施されるとのことです。

同社はこれまで、AI通訳機「ポケトーク」シリーズを世界各地の医療機関や公共機関、法人領域を中心に提供してきました。今後は各地域の事業フェーズに応じて、販売体制や人員構成、プロモーション投資を最適化し、収益性の高い領域へ経営資源を集中させる方針です。
Ms.ガジェット欧州法人での成功実績と米国への展開
今回の体制変更は、欧州子会社であるPOCKETALK B.V.での成果がモデルとなっています。欧州市場では販売網の整備やコスト構造の見直しを進めた結果、2026年1月から5月にかけて累積黒字を達成しました。これにより年間3億円規模の営業利益改善を実現しています。

この実績を踏まえ、米国法人であるPocketalk Inc.においても同様のモデルを展開します。米国では法人および公共領域での基盤構築を継続しつつ、販売体制を最適化することで、年間6億円以上の収支改善を見込んでいるとのことです。
Ms.ガジェットAI同時翻訳機「ポケトークX」の概要
同社は、多言語での対面会話を支援する据え置き型のAI同時翻訳機「ポケトークX(エックス)」についても情報を公開しています。本製品は2026年の販売開始を予定しており、公共空間での利用を想定した設計が特徴です。
ポケトークXの主な特徴
- 両面ディスプレイによる自然な対話体験
- 高感度マイクによる精緻な音声認識
- 人の存在を感知するスマートセンサー搭載
- 会話履歴をワンタッチで消去できるプライバシー設計
| プラン | 料金 |
|---|---|
| レンタルプラン | 月額20,000円(税別) |
| 買い切りプラン(初期) | 400,000円(税別) |
| 3年目以降の利用料 | 年額120,000円(税別) |
買い切りプランの初期費用には、端末代金と2年間のソフトウェア利用料が含まれています。3年目以降は別途利用料が発生する仕組みとなっているとのことです。
Ms.ガジェット
ポケトーク、米国事業を収益性重視の運営体制へ転換
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