SEMICON Japan 2025への出展について
高性能リードリレーのメーカーであるピカリングエレクトロニクスは、SEMICON Japan 2025に出展します。会期は2025年12月17日から19日までの3日間です。展示場所は東京ビッグサイト東5ホール、ブース番号E5527となります。
ピカリングは、現地代理店であるコムクラフト株式会社を通じて出展し、来場者をお迎えする予定です。
SEMICON Japanとは
SEMICON Japanは、SEMI（グローバルマイクロエレクトロニクス産業団体）が主催する国際的な展示会です。半導体製造サプライチェーン全体が一堂に会し、最新の技術やトレンドを紹介する場となっています。
今回のSEMICON Japan 2025では、自動車やIoTなどのスマートアプリケーションに焦点を当てた展示が行われる予定です。同時開催イベントとして、アドバンスト・パッケージング＆チップレット・サミット（APCS）や計測・検査サミット（MIS）などが開催されます。1,200社以上の出展と約10万人の来場者が見込まれています。
「Series 125」超高密度リードリレーについて
ピカリングは、Elektra Awardsで「Electromechanical Product of the Year（エレクトロメカニカル製品オブ・ザ・イヤー）」を受賞した「Series 125」超高密度リードリレーを出展します。このリレーは、2極デバイスでわずか5mm×5mmという小型のフットプリントが特徴です。
Series 125は、1 Form A、同軸、1 Form B、1 Form Cといった拡張オプションも備えており、ATE（自動試験装置）やミックスドシグナルテストの設計者に様々なメリットを提供します。
Series 125のメリット
- 既存のボードサイズを維持しながら、より高いチャネル密度を実現
- 複数の設計において、単一のコンパクトなリレープラットフォームに標準化
- 高い絶縁性能、低リーク電流、高速スイッチング性能を維持した設計が可能
ピカリングエレクトロニクスについて
ピカリングエレクトロニクスは、計装や試験装置で使用される高品質なリードリレーを設計・製造する英国のメーカーです。50年以上の歴史を持ち、小型のシングルインライン（SIL/SIP）シリーズは、世界中の大手ATEメーカーや半導体関連企業で広く採用されています。
ピカリンググループは、ピカリングエレクトロニクス社、ピカリングインタフェース社、ピカリングコネクト社の3社で構成されています。
Robert King（Product Manager at Pickering Electronics）は、「SEMICON Japanは世界の半導体業界において重要な展示会であり、超高密度「シリーズ125」をご紹介できることを嬉しく思います。この業界最小の二極リードリレーにより、テストエンジニアが性能限界の突破、チャネル密度の向上、システムのコンパクト化・信頼性向上・効率化をより自由に実現できるようになります。」とコメントしています。
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