パナソニックの「ナノイーX」がSAIC-GMのMPVに初採用
パナソニック株式会社のナノイーX発生装置が、SAIC-GMの新型ラグジュアリーMPV「別克至境世家/BUICK ELECTRA ENCASA」に採用されました。SAIC-GMの車両にナノイーXが採用されるのは、今回が初めてです。

「BUICK ELECTRA ENCASA」について
今回ナノイーXが採用された「BUICK ELECTRA ENCASA」は、中国の富裕層ファミリーをターゲットにしたフラッグシップMPVです。2025年12月1日より中国で販売が開始されています。PHV(プラグインハイブリッド車)とEV(電気自動車)がラインアップされています。

この車両は、スマートコックピットシステムや大型ヘッドアップディスプレイ、先進運転支援システムなど、最新技術を搭載しています。また、後部座席用エンターテインメントスクリーンや、温度・湿度・光・空気質・音の5つの要素を制御する「5常環境」機能を搭載し、ウェルネスを重視した室内空間を実現しています。
「ナノイーX」の役割
ナノイーXは、「5常環境」の要素である空気質を制御するデバイスとして採用されました。さまざまな検証に裏付けられた効果と技術力、そして豊富な実績が評価された結果です。ナノイーXはエアコン吹き出し口から室内へ放出され、快適な空気環境を提供します。

パナソニックの今後の展開
パナソニックは、家電分野、車載分野、住宅関連分野など、様々なシーンにおいてナノイー技術を通じて快適空間を提供していくとしています。
ナノイーとは
ナノイーは、空気中の水分に高電圧を加えて生成するナノサイズの微粒子イオンです。一般的なイオンと比べて寿命が長く、広範囲に広がる特徴があります。また、お肌や髪にやさしい弱酸性のイオンであることも特徴です。
ナノイーXは、ナノイーの10倍のOHラジカル生成量を誇り、脱臭や菌・アレル物質の抑制など、多様な効果が期待できます。世界的な空気質への関心の高まりを背景に、モビリティ空間や商業施設など、様々な施設での採用が増加しています。2024年には、グローバル累計出荷台数が1億台を突破しました。
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