パナソニック オートモーティブ、EcoVadis評価でブロンズメダルを獲得
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(PAS)は、サステナビリティ評価機関であるEcoVadisの評価において、ブロンズメダルを獲得したと発表しました。

EcoVadisは、世界185か国、15万社以上を対象に企業のサステナビリティパフォーマンスを評価する機関です。評価は「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4分野で行われ、各テーマの21の指標に基づいて100点満点でスコア化されます。
評価のポイント
PASは、今回の評価で「持続可能な資材調達」分野で高い評価を受けました。具体的には、紛争鉱物管理やCMRT(Conflict Minerals Reporting Template)によるデューデリジェンスなど、サプライチェーン全体で責任ある調達を推進している点が評価されています。

また、PASは全体的にサステナビリティに関する方針や実施施策が充実しており、国際基準への支持も非常に強いと評価されました。特に「環境」「労働と人権」「持続可能な資材調達」の分野では、実行力とデューデリジェンスが高度であると認められています。
サステナビリティへの取り組み
PASは、「一人ひとりのより良いくらしの実現のため、持続可能なモビリティ社会を創造する」ことをミッションとして掲げています。自動車業界は環境負荷が大きいことから、ESG(環境・社会・ガバナンス)への対応が重要視されています。
PASは、環境への取り組みに加え、サプライチェーンにおける人権尊重や労働環境の改善、鉱物資源の倫理的な調達、地域社会との共生、安全性の向上など、幅広い社会的責任への取り組みを推進しています。ガバナンス面では、これらの取り組みを実践するための体制構築やリスクマネジメントの強化にも注力しています。
今後の展望
PASは、今回のEcoVadis評価を機に、サステナビリティ活動をさらに強化していく方針です。取締役 ESG推進担当執行役員の中雄久嘉氏は、「今回の評価は、PASのサステナビリティ活動を国際的な視点で見つめ直す貴重な機会となりました」とコメントしています。
中雄氏は、この評価を糧に、PASのサステナビリティ活動を改善し、業界全体の持続的な発展に貢献できるよう努めていくと述べています。また、株主や顧客などのステークホルダーとの対話を通じて説明責任を果たし、透明性の高い事業運営を心がけるとしています。
PASは、2027年4月1日より社名を「モビテラ株式会社」に変更する予定です。
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