エアコン消費電力の約8~9割を占める室外機の現状
パナソニック株式会社は、エアコンの消費電力に関する認識や室外機のメンテナンス状況について調査を実施しました。エアコンの冷暖房能力を左右する室外機は熱を屋外へ放出する役割を担っており、消費電力の約8~9割を占めるとされています。
しかし、消費電力が大きいのは室外機であると知っていた人は51%にとどまりました。さらに、室外機が消費電力の約8~9割を占めることを認識していた人はわずか5%という結果になっています。
また、室外機の節電対策を行っている人は28%であり、72%が十分な対策を実施していないことが明らかになりました。対策を行わない理由としては、やり方がわからないという回答が66%で最多となっています。
Ms.ガジェットパナソニック エアーマイスターが教える室外機ケア
パナソニック エアーマイスターの福田風子氏によると、外気温と設定温度の差が大きいほど消費電力が増加するため、室外機の周辺温度を下げることが重要です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| よしず等の活用 | 吸込み温度を1℃下げると消費電力が約10~13%削減 |
| 14畳エアコンの節電効果 | 冷房期間で約60.2kWh削減、約1865円の節電につながる |
※14畳エアコンにおける測定基準による試算です。電気代単価は31円/kWhとして計算されています。
室外機の周辺に物を置いたり吹き出し口をふさいだりすると冷房効率が低下するため、前側は20cm以上、できれば30cm以内には物を置かないようにすることが推奨されています。
Ms.ガジェット注意が必要な節電対策と台風への備え
アンケート調査で多くの人が実践している対策の中には、注意が必要なものもあります。例えば、自作のカバーや通風を妨げるものは消費電力アップにつながるおそれがあるため、メーカーから発売されている専用部品の使用が案内されています。
- 室外機の据え付け時は少なくとも3方向を開放し通風路を確保する
- ドレンホースの防虫対策は通水性を確保した公式の防虫キャップを使用する
- 濡れタオルとバケツで天板を冷やす方法は空気の流れを妨げるため推奨されない
また、台風前に室外機対策を行っている人は18%にとどまり、82%が十分な対策を実施していません。強風や豪雨による転倒や浸水、ドレンホースの詰まりによる水漏れなどのトラブルを防ぐため、定期的な確認が行われています。
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