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最新の国際規格に対応した計測システム
株式会社小野測器は、工業製品の騒音低減を支援する「O-Solution・DS-5000 音響パワーレベル計測システム」の販売を開始しました。本システムは、2024年にリリースされたアプリケーションソフト「OS-0541 音圧法音響パワーレベル」と、音響振動解析システム「O-Solution・DS-5000」を組み合わせた構成となっています。

今回のバージョンアップにより、15年ぶりに改訂された国際規格であるISO 3744:2025にいち早く対応しました。音響パワーレベルとは、測定位置や環境の影響を受けない、音源が放射する音の総エネルギー量を示す指標です。製品カタログや環境ラベルなどで利用される重要なグローバル指標として知られています。
Ms.ガジェット15年ぶりの規格改訂に即座に対応するというのは、エンジニアにとって非常に心強いですね。
広帯域計測による解析の効率化
本システムは、規格範囲を超えた広帯域計測に対応している点が特徴です。建設機械やコンプレッサーの低周波音から、EV(電気自動車)のモーターやインバーターから発生する高周波音まで、幅広い周波数レンジをカバーしています。

あわせて、音の発生源や周波数ピークの可視化が可能です。解析作業の効率化を実現することで、エンジニアの工数削減に貢献する設計となっています。
本システムの主な特徴
- 最新の国際規格 ISO 3744:2025 に対応
- 規格を超える低周波・高周波の広帯域計測が可能
- FFT(高速フーリエ変換)分析や音圧レベル分布表示による原因把握
Ms.ガジェット広帯域に対応しつつ、原因分析まで一貫して行える点は試験コスト削減に大きく寄与しそうです。
多様な規格を網羅する計測性能
本システムは、マイクロホンを用いた音圧法による音響パワーレベル計測の各グレードに対応しています。主な対応規格は以下の通りです。

| 規格グレード | 対応規格 |
|---|---|
| グレード1(精密法) | ISO 3745:2012, JIS Z 8732:2021 |
| グレード2(実用法) | ISO 3744:2025, JIS Z 8733:2000 |
| グレード3(簡易法) | ISO 3746:2010 |
このほか、オプションとして情報技術装置の放射音計測にも対応しています。事務機器や空調機器、次世代モビリティなど、静粛性が求められる幅広い産業分野での活用が想定されています。
Ms.ガジェット精密法から簡易法まで幅広くカバーされており、様々な製品の試験現場で活用できる仕様ですね。



小野測器、新国際規格ISO 3744:2025対応の音響パワーレベル計測システム
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