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OKI、基板の目視検査時間を約8割削減するAI技術を開発

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目次

大型高密度基板の検査効率を大幅に向上

OKIが開発した「目視判定AI技術」は、プリント配線板(PCB)への部品実装後に行うAOI(自動光学検査)において、はんだ不良の誤検出を低減するものです。AOI装置の検査判定プログラムに、同社の知見を元にした実装基板専用のAIアルゴリズムを搭載することで、検査時間を約8割削減することに成功しました。

OKI、基板の目視検査時間を約8割削減するAI技術を開発|大型高密度基板の検査効率を大幅に向上

AIサーバーなどの高度な機器では、部品の大型化や端子の微細化が進んでおり、従来の手法では不良判定が困難なケースが増加しています。本技術はこの課題に対応し、より高精度な検査環境を実現しています。

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検査時間を8割も削減できるというのは、製造現場の効率化において非常に大きなインパクトがありますね。

4つの項目をAIが自動判定

本技術では、主に以下の4項目をAIが短時間かつ高精度に判定します。

  • はんだ濡れ(はんだが電極面に適切に広がっている状態)
  • 位置ずれ
  • 欠品
  • 浮き

このほか、機能に影響しないロット番号の印字やかすれなどは良品として判断する独自プログラムも組み込まれています。これにより、過剰な不良判定を抑えつつ、確実な検査を可能にしています。

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機能に影響しない部分を良品と判断できるのは、実用性を重視した賢い設計という印象です。

変種変量生産に対応する学習手法

今回開発されたAIは、「良品のみ学習」という手法を採用しています。これは良品データのみを学習させることで、そこからの逸脱度合いに基づいて良否を判断する仕組みです。

この手法により、数万種類の部材と数千種類の機器を取り扱う多品種少量生産の環境にも最適化されています。OKIは2025年から提供している「まるごとEMS(製造受託サービス)」の顧客向けラインにおいて、この技術を活用し、製造期間の短縮とさらなる品質向上を目指すとしています。

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多品種を扱う現場でも柔軟に対応できるAI技術は、今後の製造現場での普及が楽しみです。

用語解説

  • AOI(自動光学検査):機械視覚を用いて人手による検査を補う技術のことです。
  • 良品のみ学習:良品データを用いて、そこからの逸脱度合いで良否を判定する手法です。
  • はんだ濡れ:はんだが端子や基板の電極にしっかり広がり、接合が形成されている状態です。
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専門的な内容ですが、製造現場の品質管理において重要な技術であることがよく分かります。

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