AIファクトリー構築を最適化する「NVIDIA DSX」
NVIDIAは、AIファクトリー(AIの大規模な開発・運用拠点)を構築するための完全なプレイブックを提供する「NVIDIA DSX」プラットフォームを発表しました。同プラットフォームは、オープンソースのモジュール型ソフトウェアライブラリ、リファレンスデザイン、アクセラレーテッドコンピューティングなどを統合した協調設計プラットフォームとして機能します。

NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンスン・フアン氏は、DSXプラットフォームを活用することで、実際の構築前に施設全体のシミュレーションが可能となり、パフォーマンスの検証や信頼性の高い運用が実現できると説明しています。
Ms.ガジェットDSXプラットフォームの主要な構成要素
DSXプラットフォームには、AIインフラの効率を最大化するための新たなソフトウェアやツールが含まれています。主な要素は以下の通りです。

- DSX MaxLPS:電力予算内でメガワットあたりのトークンパフォーマンスを最大化し、コストを抑えるテクノロジースイート
- DSX OS:ライフサイクル管理や正常性の自動化、マルチテナント運用を支えるモジュール型ソフトウェア
- DSX Sim:計画から運用までをモデル化・検証できる高精度なシミュレーションレイヤー
- DSX Flex:電力系統からの信号に応じてワークロードを動的に適応させ、エネルギー運用を最適化する機能
このほか、コンピューティングやネットワーキング、設備インフラを網羅した「DSXリファレンスデザイン」や、システム間の信号統合を可能にする「DSX Exchange」が用意されています。
Ms.ガジェット業界パートナーとの連携によるエコシステム拡大
NVIDIAは業界の主要メーカーと協力し、DSX対応システムの構築を進めています。Dell Technologies、HPE、Lenovo、Supermicroなどの主要ベンダーがシミュレーション対応アセットを提供し、グローバル規模でのフルスタック・AIファクトリー展開を支援します。
| カテゴリ | 企業名 |
|---|---|
| システムメーカー | Dell Technologies、HPE、Lenovo、Supermicro、ASUS等 |
| クラウドパートナー | CoreWeave、Crusoe、Lambda、Nebius、Yotta Data Services等 |
| ソフトウェアパートナー | Red Hat、Mirantis、Spectro Cloud、Aible等 |
また、Quanta Cloud TechnologyやPegatronなどは、Dassault Systemesと協力してデジタルツインコンフィギュレーターを構築しており、設計の自動化に取り組んでいます。今後、各パートナーを通じてライフサイクル管理や耐障害性などの機能が広く採用される見通しとのことです。
Ms.ガジェット
NVIDIA NVIDIA DSX
最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
