NTT西日本は、2026年5月25日より開催された「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2026」において、2026年6月6日から6月9日までの4日間、AI音声を体験できる専用ブースを出展しました。映画や各種クリエイティブ領域における生成AI活用の広がりに対応し、音声IPの権利保護と適正活用の両立をアピールする取り組みとなっています。
この記事でわかること!
VOICENCE
SSFF & ASIA 2026におけるVOICENCEブースの展示内容
NTT西日本が出展した体験ブースは、2026年6月6日から6月9日までの4日間にわたって開設されました。近年、映画業界を中心に生成AIを活用した新たな表現やコンテンツ制作が急速に普及する一方で、声や肖像といった知的財産(IP)の保護が重要な課題として挙げられています。
今回の出展を通じて、同社は生成AI音声を単なる技術体験にとどめず、声の権利を守りながらクリエイターやIPホルダーの表現活動へ活かす手法を紹介しました。4日間の期間中には多数の来場者がブースを訪れ、対話型コンテンツの体験が行われました。
Ms.ガジェット別所哲也さんの声から作られた3つのAIキャラクター
ブースでは本映画祭の代表を務める俳優の別所哲也さんの声をもとに、性格や役割が異なる3つのキャラクターが用意されました。
- 別所哲也:本人をモデルとした標準キャラクター
- マダム哲子:独自の人格と口調を持つキャラクター
- DJ.BESSHO:ラジオDJ風の軽快なトーンで対話するキャラクター
来場者がマイクに向かって話しかけると、各キャラクターがリアルタイムで回答を行いました。会話の内容は「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2026」の見どころ案内から個人のお悩み相談まで、幅広く対応しました。
Ms.ガジェット音声AI事業「VOICENCE」の特徴と権利保護技術
「VOICENCE」は、NTT西日本が2025年10月27日に設けた社内独立組織「VOICENCEカンパニー」により展開されているAI音声事業です。少量の音声データから本人の特徴を捉えた声を再現し、その声色のまま多言語での音声出力を行う技術を備えています。
また、音声IPの権利を保護するため、NTT西日本独自のブロックチェーン技術を用いた「トラスト技術」を採用しています。公認AI音声であることを証明する証明書データを付与することで、声の真正性を証明し、安心・安全な音声活用を実現する仕組みとなっています。
VOICENCEの主要な機能および技術は以下の通りです。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 音声再現技術 | わずかな音声データから本人の特徴をとらえた声色を再現 |
| 多言語対応 | 再現した声色の特徴を保ったまま多言語出力が可能 |
| 権利保護(トラスト技術) | ブロックチェーンを活用し公認AI音声の証明書データを付与 |
Ms.ガジェットVOICENCE
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