NTTソノリティ株式会社は、全国の男女639名を対象に「夏のイヤホン使用と耳トラブルに関する実態調査2026」を実施しました。気象庁が「酷暑日」という言葉を定義するなど猛暑が深刻化する中、イヤホンやヘッドホンの長時間使用が耳の健康に与える影響を明らかにしています。
調査によると、週3日以上イヤホンやヘッドホンを使用している人は全体の4割を超えています。1日1時間以上の使用が約半数を占めており、生活インフラとしてイヤホンが定着している実態が浮き彫りとなりました。
Ms.ガジェット夏の耳トラブルと世代ごとのリスク
調査結果では、夏のイヤホン使用時に汗や蒸れによる不快感を経験した人が59.4%にのぼることが分かりました。主な症状としては「かゆみ・ムズムズ感」が45.4%、「ムレ・蒸れ感」が44.5%となっています。

また、こうした不快感を感じても57.7%が放置した経験があると回答しており、医療機関を受診する人はわずか9.1%にとどまります。特に「耳カビ」として知られる外耳道真菌症についての認知度は13.8%と低く、世代によってトラブルへの向き合い方が異なることも判明しました。
| 世代 | 主な傾向 |
|---|---|
| Z世代 | 無防備な酷使 |
| 働き世代 | 忙しさによる後回し |
| ヤングシニア世代 | 知識不足による放置 |
それぞれの世代で、イヤホンの使用状況やトラブルへの対処方法に明確な差があるとのことです。
Ms.ガジェットサーモグラフィによる温度上昇の比較
同社は、イヤホン・ヘッドホンの形状が耳まわりの温度に与える影響について、サーモグラフィを用いた実証実験を行いました。外気温25℃の環境で1時間装着した際の温度変化を比較しています。

- 密閉型カナルイヤホン:約0.9℃の上昇
- オープンイヤー型イヤホン(nwm DOTS):約0.2℃の上昇
- 密閉型ヘッドホン:約1.8℃の上昇
- オープンイヤー型ヘッドホン(nwm ONE):約0.6℃の上昇
実験の結果、耳をふさぐ密閉型は温度が上がりやすく、耳をふさがないオープンイヤー型は温度上昇が抑制されることが確認されました。通気性を確保することが、外耳道の環境維持において重要であると説明しています。
Ms.ガジェット耳をふさがない「耳スピ」による提案
NTTソノリティは、こうした調査結果を踏まえ、耳をふさがないオープンイヤー型イヤホン「耳スピ」シリーズの活用を提案しています。同社の特許技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載し、周囲の音を聞きながら快適な音響空間を実現するとしています。

加えて、加齢による聞こえの変化をサポートする集音器「cocoe Ear」についても紹介しています。同社は今後も音響技術を通じて、耳の健康に寄り添う製品を展開していくとのことです。
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NTTソノリティ、夏のイヤホン使用と耳トラブルに関する実態調査
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