コムシスホールディングス株式会社のグループ会社である日本コムシス株式会社は、2026年9月18日、大日本印刷株式会社(DNP)と連携し、株式会社NTTドコモに対し、5G電波を効率的に活用するための電波反射板「DNPリフレクトアレイ PASREACH(パスリーチ)」をイベント対策の支援策として提案し、採用されたと発表しました。この採用を受け、「PASREACH」は首都圏での大規模イベントにおいて、来場者へ快適な通信環境を提供するための通信品質対策の一環として活用されています。
大規模イベントにおける通信環境対策の仕組み
本イベントでは、基地局からの電波を特定の方向へ効率的に反射させることで、通信が特に集中すると予想されるエリアへ選択的に電波を届ける環境を構築しました。「PASREACH」は電源や免許申請を要さず、かつ短期間での設置も可能なため、今回のような大規模イベントにおける柔軟な通信対策として非常に有効であると判断されています。

日本コムシスは、DNPと共同で「PASREACH」の適用に向けた技術検討および施工計画の策定を行い、現地調査、機器設置、方向調整、動作確認までを実施しました。これにより、イベント開催期間中に一時的に急増する通信需要への対応に貢献しています。
電波誘導によるエリア最適化とネットワーク負荷分散
国内外から多くの来場者が訪れ、通信トラフィックの大幅な増加が見込まれた本イベントでは、ドコモが臨時の基地局設置等の施策を実施し、これにあわせ日本コムシスとDNPが事前のシミュレーションや現地調査の結果を踏まえて設置位置や反射方向を最適化しました。電波が届きにくい海浜エリアなどに反射板を配置することで、ターゲットとなるエリアへの的確な電波誘導を図っています。これにより、来場者の快適な通信利用をサポートするとともに、ネットワーク全体の負荷分散にも寄与したとのことです。

「DNPリフレクトアレイ PASREACH」の主な特徴
「DNPリフレクトアレイ PASREACH」は、Sub6帯及びミリ波向けの電波反射板です。電波の入射方向と反射方向を独立して制御できるほか、電波の拡散範囲も調整可能となっています。都市空間やイベント会場、屋内外を問わず、多様な環境で活用が可能となっています。

日本コムシスでは今後もパートナー企業との連携を強化し、先進技術の社会実装を通じて、通信インフラの更なる高度化と、より快適な社会の実現に貢献していく方針です。

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