ネットアップ合同会社は2026年7月30日、世界的に評価の高い構造エンジニアリングおよび建設企業であるStructureCraftが、AI対応のデータ基盤を構築するためにNetAppを採用したと発表しました。複雑な木造建築やハイブリッド構造物で知られる同社は、新たなインフラの導入により、世界中の従業員間での円滑なコラボレーションを実現するとしています。
StructureCraftの設計業務を支えるデータ基盤
StructureCraftは、大規模な建築プロジェクト向けに革新的な木造エンジニアリングや構造設計を提供しています。北米、欧州、アジアに展開するチームは、複雑かつ高度なプロジェクトに取り組んでいます。同社はこれまでにも、バルバドス国立舞台芸術パビリオンの設計・建設を手がけています。同施設は金属製のネジや接合金具を使用せずに構築された、全木製トラス構造を採用しています。構想から完成までを4ヵ月未満という短期間で実現しました。
このような高度な設計を支えるため、同社はAI機能を備えたRhino 3Dをはじめとする先進的な3D設計ツールを活用しています。これらのツールは大容量かつ複雑な設計データを生成するため、高性能で拡張性の高いデータ基盤が不可欠となっていました。
Ms.ガジェットNetApp導入によるデータ管理の効率化
事業の拡大に伴い、従来のストレージ環境ではデータ管理の複雑化が進み、将来的なデータ基盤の拡張に対応することが難しくなるという課題が顕在化していました。現在、StructureCraftはファイル共有環境および仮想化基盤を全面的にNetApp上で運用しています。これにより、設計データの一元管理やグローバルなアクセス性の向上を実現しています。
ITマネージャーであるPeter Meschke氏は、過去の利用経験からNetAppを選択したことは自然な判断だったとしています。現在はNetApp Snapshotsを毎時間実行しており、ファイルの破損や誤削除が発生した場合でも迅速な復旧が可能となっています。システム全体の耐障害性と設計チームの生産性が大幅に向上したとのことです。
Ms.ガジェット今後のグローバル展開と運用効率の向上
初期導入を完了したStructureCraftは、今後、データ運用を単一拠点へ統合し、大陸間で頻繁に発生していたデータ転送を削減することを目指しています。これにより、データ管理の簡素化やネットワーク負荷の軽減、グローバル環境における設計業務の最適化を推進していく方針です。
NetApp北米担当シニアバイスプレジデントのRiccardo Di Blasioは、データをインテリジェントに活用できるようになれば管理はシンプルになると述べています。同社はシンプルで強力なデータ基盤を提供することで、お客様が本来の専門性を発揮できるよう支援しています。
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