mui Lab株式会社は、同社が提供するHEMS(Home Energy Management System)コントローラー「muiボード」が、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用するIoT製品向けセキュリティ適合性評価制度「JC-STAR」において、★1を取得したと発表しました。
muiボードは、これまで「GX志向型住宅」の補助金対象として住宅事業者や工務店などに採用されてきました。今回のJC-STAR取得により、新たに加わったセキュリティ要件にも対応し、引き続き補助金対象のHEMSコントローラーとして利用できるとしています。
Ms.ガジェットHEMSにおけるセキュリティ制度の重要性
脱炭素社会の実現に向けて家庭のエネルギー利用を最適化するHEMSの重要性が高まっています。国が実施する「みらいエコ住宅2026事業」では、1戸あたり最大125万円の補助金が支給される「GX志向型住宅」において、HEMSの導入が必須要件とされています。

一方、JC-STARは経済産業省の方針のもとIPAが運用を開始した、IoT製品のセキュリティ機能を共通のものさしで見える化する制度です。2026年7月1日以降に建築確認申請を行う住宅からは補助金要件の一つとして必須となっており、採用するHEMSコントローラーがJC-STAR★1以上を取得しているかどうかが重要なポイントとなっています。
Ms.ガジェット「muiボード」の主な特徴と強み
mui LabのHEMSは、独自の統合制御プラットフォーム「くらしのOS」によって支えられています。メーカーを問わず、通信規格の異なる給湯器や蓄電池、太陽光発電などさまざまな住宅設備を統合制御できる点が大きな特徴です。

さらに、各家庭のエネルギー利用状況をAIが予測し、最適な運用計画を立てたうえで実際の機器制御まで一気通貫で行えるエネルギーマネジメントAIの開発を進めています。muiボードは家庭内のエネルギー管理を担うとともに、家族とのコミュニケーション機能などを備えた天然木のスマートホームコントローラーであり、そのデザイン性が評価され2025年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
Ms.ガジェットJC-STAR取得概要
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名称 | muiボード |
| 製品型番 | M2A1、MPM-01A |
| 適合ラベル | JC-STAR ★1(レベル1) |
| 適合ラベル登録番号 | 2026060900002761 |
| 評価方法 | 自己適合評価 |
| 初回発行日 | 2026年6月25日 |
| 有効期間 | 2028年6月24日 |
mui Labでは、2027年4月に適用予定のZEHの新たな基準となる「GX ZEH」も見据えています。今後は冷暖房設備や給湯設備、蓄電池の充放電までの制御が必須要件となるため、同社はこうした新たな基準にも対応できるプロダクトを引き続き提供していく方針とのことです。

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