産業用通信およびネットワーキングのリーダーであるMoxa Inc.は、2026年6月23日に産業用制御システムの製品開発プロセスに関するサイバーセキュリティ国際規格「IEC 62443-4-1」において、成熟度を示す「Maturity Level 3(ML3)」を取得したと発表しました。
今回の認証は、電気・電子機器の適合性評価を相互承認する国際制度であるIECEE CB Schemeと、産業オートメーション・制御システムのセキュリティ認証を運営する国際団体であるISA Security Compliance Institute(ISCI/ISASecure)の双方から取得しています。2つの第三者機関から評価を受けたことは、Moxaが実践する厳格なセキュア開発ライフサイクル(SDL: Secure Development Life Cycle)が国際的に認められた証となっています。
Ms.ガジェットIEC 62443-4-1 ML3の達成が示す開発体制の特徴
ML3は、IEC 62443-4-1が定める成熟度レベルのうち高度な段階を示すものであり、組織全体にSDLが深く定着していることを表しています。Moxaが全社で標準化されたセキュア開発ライフサイクルを導入し、それが継続的に実践、レビューされ、強化されていることを示しています。
- 包括的なSDLガバナンス
- 必須の脅威モデリングとリスクトレーサビリティ
- PSIRT(Product Security Incident Response Team)の正式な運用
- 継続的な脆弱性管理およびパッチ管理
- サプライチェーンセキュリティの統合
ISASecureの認証であるSDLA(Security Development Lifecycle Assurance)は、SDLが単に定義されているだけでなく、独立した監査を受けたうえで実際に運用されていることを検証しています。これにより、セキュアな開発体制がさらに裏付けられているとのことです。
Ms.ガジェットお客様にとっての意義と今後の展開
標準規格に基づくセキュア開発アプローチにより、Moxaとそのお客様は、進化していく要件へより効率的に対応できるようになっています。とりわけ、EUで導入が進む「サイバーレジリエンス法」(CRA: Cyber Resilience Act)をはじめとする新たな規制に対応するうえで、大きなアドバンテージとなっています。
Moxaは2016年からいち早くIEC 62443フレームワークに取り組み、以来一貫して投資を続けてきました。お客様は、調達プロセスの簡素化やセキュリティ評価・監査に要する期間の短縮、さらには10年〜20年に及ぶ長期運用環境におけるさらなる信頼性の確保を実現できるとしています。
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