三菱重工サーマルシステムズ株式会社は2026年9月16日、中大規模施設向け空調システム集中制御機器をフルモデルチェンジし、日本向け機種の「SC-SL5」と海外向け機種の「SC-SL5-E」を国内外で順次発売すると発表しました。最大接続台数の拡大や、施設用途に応じたスマートな管理機能により、持続可能な運営を支えるとしています。
SL5の主な特徴とデザイン
新モデルの「SL5」は、使いやすく直感的なインターフェースを追求し、モノクロのモダンな外観を採用した新世代の集中制御機器です。スマートフォンと同様の静電容量方式のタッチパネルを搭載し、シンプルで直感的な操作を実現しています。

画面の液晶サイズは従来機の9インチから10.4インチに拡大し、操作性が向上しました。また、奥行きは90mmから50mmへと大幅に薄型化されており、壁掛けと壁埋め込みのどちらでも空間にすっきりと調和する洗練されたデザインとなっています。
SL5の主要スペックと管理機能
「SL5」は、最大256台の機器接続に対応しており、空調機器に加えて産業用冷熱製品の一括管理が可能です。複数の設備の運転状況や設定を一元管理・制御することで、省エネ効果の向上や日常管理業務の省力化を実現しています。

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 日本向け機種 | SC-SL5 |
| 海外向け機種 | SC-SL5-E |
| 液晶サイズ | 10.4インチ |
| 最大接続台数 | 最大256台 |
| 奥行き寸法 | 約50mm |
※ 最大接続台数は三菱重工独自のビル用空調制御機器用高速通信プロトコル(スーパーリンク)に対応した室内機の場合となります。
さらに、従来の「ブロック」「グループ」による区分に加え、新たに「フロア」単位での管理機能が追加されています。これにより、共用エリアを含めたブロック設定、事務所や会議室ごとのグループ設定、各階ごとのフロア設定など、建物の構造に合わせたきめ細かなエリア分類と一括制御が可能となっています。
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