MINISFORUMは2026年7月23日、オンプレミスAI導入やエッジIT環境向けに設計されたAIミニワークステーション「MS-03」のグローバル先行予約を開始したと発表しました。
MS-03の主要スペックとAI処理性能
MS-03はプロセッサにIntel Core Ultra 9/7/5 300Hシリーズ(Panther Lake)を採用し、高度なAIモデルを完全にローカルで実行できる能力を備えています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| プロセッサ | Intel Core Ultra 9/7/5 300H(Panther Lake) |
| メモリ | 最大128GB DDR5(最大7200MT/s、SO-DIMM×2) |
| ストレージ | M.2 SSDスロット×3(最大15TB U.2 NVMe SSD対応) |
| 拡張スロット | 物理PCIe x16スロット(PCIe 5.0対応) |
| インターフェース | 10GbE SFP+×2、10GbE RJ45×1、2.5GbE RJ45×1、USB4×2 |
※ ストレージの最大15TB U.2 NVMe SSD対応は付属アダプター使用時の仕様です。
TG 128環境下においてGemma 4-26Bモデルを実行した場合、22.05トークン/秒の高速な推論性能を実現しているとのことです。データ漏洩リスクを排除し、クラウドのサブスクリプション費用を抑えたローカルAI運用が可能となっています。
Ms.ガジェットデュアル10GbE光ポートと豊富な拡張性
ネットワーク機能として、エンタープライズ向けのIntel X710コントローラーによるネイティブデュアル10GbE SFP+光ファイバーポートを搭載しています。高速ファイバースイッチへ直接接続でき、ネットワーク遅延の軽減と高いデータスループットを提供します。
- ネイティブデュアル10GbE SFP+光ファイバーポートを搭載
- 10GbE RJ45および2.5GbE RJ45ポートを備えた多ポート構成
- 物理PCIe x16スロットにより拡張カードの追加に対応
- OSレベルのソフトウェアRAIDによるデータミラーリングに対応
物理PCIe x16スロットを備えることで、ハーフハイトやロープロファイルのデータキャプチャカード、ネットワークアダプターなどの拡張にも柔軟に対応しています。
Ms.ガジェットIntel vProによる遠隔管理と静音設計
管理機能面では、Ultra 7 356H構成を除きIntel vProによる帯域外管理に対応しています。IT部門が遠隔地からシステム状態の監視やBIOSレベルの修復、電源制御を行えるため、分散導入時の運用管理コストを削減できます。
また、高度に最適化された冷却設計を採用しており、バランスモードでのフル負荷時においても動作音は約38dBに抑えられています。図書館並みの静音性により、オフィスなどの静かな環境でも快適に使用可能です。
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