機能試作に特化した最新のPolyJet方式3Dプリンター
丸紅情報システムズ株式会社は、ストラタシス社のPolyJet(ポリジェット)方式3Dプリンターのラインナップに、最新機種となる「J850 Core」を追加したと発表しました。本製品は、既存の最上位シリーズである「J850」からフルカラー機能を省き、中核となる機能に特化させたモデルです。

モデル材料の装填数を7種類から3種類に限定することで、3Dプリンターに求められる基本的な性能を効率的に提供します。旧機種であるEdenやConnexシリーズで評価されていたシングルマテリアル造形のスピード感を継承しつつ、最大3種類の材料を組み合わせたマルチマテリアル造形にも対応しています。
Ms.ガジェット14μmの積層ピッチに対応し高精細な造形を実現
従来の「J850 Pro/Prime」などの機種においても、3マテリアルによるハイスピードモードは搭載されていましたが、積層ピッチは27μmに制限されていました。今回のJ850 Coreでは、3マテリアルモードでも14μmの積層ピッチを選択することが可能です。
これにより、ディテールが求められる精密な試作と、スピードが重視される量産試作の両面において、状況に応じたモード選択が可能となっています。単一材料での造形効率を維持しながら、マルチマテリアル化と高品質化を両立できる点が大きな特徴です。
Ms.ガジェット主な製品スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 最大造形サイズ | 490 x 390 x 200 mm |
| 解像度 | X/Y軸600dpi、Z軸1800dpi |
| 積層ピッチ | 0.014mm(高品質)/ 0.027mm(高速) |
| 造形材料 | 硬質、透明、ラバーライク、ABSライク等 |
本機種は、高い材料物性や大型のワークサイズを必要とする開発チームに適しています。機能試作だけでなく、優れた材料物性を活かした治具の製作など、幅広い用途での活用が見込まれています。また、ソフトウェアには「GrabCAD Print」を採用しており、ワークフローの効率化が図られています。
Ms.ガジェット導入のメリットと特徴
- 3素材同時プリントにより、オーバーモールドやシールなどの複合部品に対応
- 490 x 390 x 200 mmの大型ビルドトレイで効率的なバッチ生産が可能
- GrabCAD Printによる自動ネスティングとレイアウト最適化
- 剛性や透明性など異なる特性を持つ材料を1回の出力で試作可能
丸紅I-DIGIOグループは、1992年以来30年以上にわたりストラタシス社の正規販売代理店として活動しています。製品の販売に加え、造形サービスやレンタルサービスなどを通じて、導入企業の課題解決を支援する体制を整えています。
Ms.ガジェットJ850 Core
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