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超広角かつ高精細な描写を実現する「Zero-D」レンズ
今回発売された2製品は、104°の超広角画角を備えつつ、歪曲収差をほぼゼロに抑える「Zero-D(ディストーションゼロ)」設計を採用しています。12群18枚の光学構成により、建築写真などで重要となる直線の描写を正確に保つことが可能です。

同社によると、デジタル補正に頼らない光学的な設計により、解像度の低下を防ぎレンズ本来の鮮鋭な画質を維持するとのことです。さらに、フルフレームミラーレス機だけでなく、富士フイルムGFXシステムやハッセルブラッドXシステムといった中判センサー搭載カメラにも対応するイメージサークルを確保しています。
Ms.ガジェット歪曲収差を光学的に抑えている点は、プロの建築撮影において非常に重宝されそうですね。
用途に応じた2種類のバリエーション
製品ラインナップは、ピント面操作が可能な「Tilt-Shift」モデルと、パースペクティブ補正に特化した「Shift」モデルの2種類です。それぞれの主な特徴は以下の通りとなっています。

- LAOWA 17mm F4 Zero-D Tilt-Shift:最大±10°のティルト機構を搭載し、被写界深度を自在にコントロール可能
- LAOWA 17mm F4 Zero-D Shift:パースペクティブ補正に特化し、建築撮影等の垂直・水平維持に貢献
両モデルとも360°回転機構を備えており、シフト方向を任意に変更できるため、視差のない精密なパノラマ合成が容易に行えるとしています。
Ms.ガジェットティルト機構の有無が選べることで、撮影スタイルに合わせた最適な選択ができるのは魅力的です。
製品スペックと市場価格
主な仕様と予想市場価格は以下の表の通りです。なお、両製品とも受注生産となっており、注文からお届けまで1か月程度を要する予定とのことです。

| 項目 | 17mm F4 Zero-D Tilt-Shift | 17mm F4 Zero-D Shift |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 17mm | 17mm |
| 絞り範囲 | F4-F22 | F4-F22 |
| シフト量 | ±12mm(中判は±8mm) | ±11mm(中判は±8mm) |
| 予想市場価格 | 税込270,000円前後 | 税込215,000円前後 |
このほか、86mm径のねじ込み式フィルターを直接装着できる設計となっており、専用ホルダーなしでNDフィルターやCPLフィルターを使用可能です。最短撮影距離は25cmに設定されており、超広角レンズ特有のダイナミックな近接撮影にも対応しています。
Ms.ガジェット86mm径のフィルターを直接装着できる仕様は、風景撮影時の機動力向上に大きく貢献しそうです。














サイトロンジャパン、LAOWAの超広角レンズ2種
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