栗田工業株式会社は、インド国内において水処理装置の設計やサービスを展開するMembrane Group India Private Limitedと共同で、新会社「Kurita Membrane India Private Limited」を設立しました。同社はインドの半導体を中心とする電子産業向けの水処理ソリューションに特化し、すでに営業活動を開始しています。
近年、インドでは政府による企業誘致政策が進められており、国内外からの投資が急速に拡大しています。生成AIの普及などにより半導体需要が高まるなか、インドの半導体市場規模は2030年には1,100億ドルに達すると予測されています。こうした市場環境の変化に対応するため、今回の新会社設立が決定されました。
Ms.ガジェットインドの半導体市場の成長予測は非常に高い数値ですね。現地の有力企業との共同設立は、市場参入において重要なステップとなりそうです。
目次
提供するソリューションと事業の狙い
新会社では、半導体製造工程に欠かせない超純水の製造・供給から、排水の回収・再利用まで、幅広い水処理ソリューションを展開する予定です。主な事業内容は以下の通りとなっています。
- 用水および排水処理装置の設計・製造・販売
- 超純水システムのエンジニアリングおよび設置
- 排水回収および資源回収ソリューションの提供
- 水分析サービスおよびメンテナンス
同社は、Membrane Group Indiaが持つ現地での実績やネットワークに、栗田工業の技術力や製品・サービスを組み合わせることで、インドの電子産業における不可欠なパートナーを目指すとしています。
Ms.ガジェット水処理技術の提供だけでなく、分析やメンテナンスまで一貫して行う体制は、現地企業にとって頼もしい存在になりそうです。
新会社の概要
新会社の概要は以下の通りです。なお、資本金および株主構成は2026年8月に予定されている増資完了時点の情報に基づいています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | Kurita Membrane India Private Limited |
| 本社所在地 | インド共和国ハリヤナ州グルグラム |
| 設立年月日 | 2026年4月11日 |
| 資本金 | 348,840,000インドルピー(約6億円) |
| 株主 | 栗田工業 51%、Membrane Group 49% |
栗田工業では今回の新会社に加え、2024年から活動している水処理薬品販売会社とあわせて、インドにおける事業基盤のさらなる強化を図る方針です。
Ms.ガジェット現地でのグループ体制を拡充することで、インド市場での存在感を高めていく狙いが明確ですね。
栗田工業、インドで半導体向け水処理の新会社を設立
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