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北九州高専、次世代の「宇宙アントレプレナー」育成プログラムを開催

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宇宙アントレプレナー

宇宙アントレプレナーシップ教育プログラムの概要

北九州工業高等専門学校(以下、北九州高専)は、2026年6月19日・20日の2日間、北九州市と連携し「宇宙アントレプレナーシップ教育プログラム」を実施しました。本イベントは、小型衛星の運用数で世界トップを誇る九州工業大学や、多くのスタートアップ企業が集まる「宇宙のまち・北九州」の地域特性を活かした産学官連携企画として開催されました。

会場となった体育館には、将来の宇宙産業を担うエンジニアを目指す約400名の1・2年生が集結しました。未知のフィールドに挑む起業家精神を学ぶことを目的としています。

北九州高専、次世代の「宇宙アントレプレナー」育成プログラムを開催|宇宙アントレプレナーシップ教育プログラムの概要Ms.ガジェット
産学官が連携して地域の強みを活かすプログラムは、学生にとって非常に刺激になりそうですね。

宇宙の最前線で活躍するOBによる特別講義

イベント初日には、宇宙開発の第一線で活躍する専門家による特別講義が行われました。登壇したのは、本校OBであり、2007年の高専ロボコン全国優勝メンバーでもある東京大学大学院准教授の五十里哲氏です。

五十里氏は、超小型衛星の編隊飛行技術の専門家として、自身のロボコン経験が現在の宇宙開発にどう結びついているかを解説しました。また、小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発を行う株式会社QPS研究所の上津原正彦氏も登壇し、スペースデブリ(宇宙ゴミ)問題の解決に向けた挑戦について語っています。学生からはエンジニアが起業することの醍醐味を問う質問が寄せられるなど、活発な交流が行われました。

缶サット製作による実践的なエンジニアリング体験

2日目には、希望する学生を対象に「缶サット」の製作ワークショップが実施されました。指導にあたったのは、九州工業大学特任准教授の前田恵介氏です。

缶サット製作の主なプロセス:

  • 基板の組み立て作業
  • センサーを活用したデータ取得
  • 宇宙開発におけるものづくりの実体験

学生たちは知識として学ぶだけでなく、実際に手で触れる「ものづくり」を通じて、エンジニアリングのプロセスを体験しました。参加した学生からは、宇宙がより身近に感じられたといった感想や、挑戦するエンジニアになりたいという前向きな意欲が示されています。

北九州高専、次世代の「宇宙アントレプレナー」育成プログラムを開催|缶サット製作による実践的なエンジニアリング体験Ms.ガジェット
単なる座学ではなく、手を動かして擬似衛星を作る体験は、将来のエンジニアにとって貴重な財産になりますね。

今後の宇宙産業人材育成に向けた取り組み

北九州高専では、今後も研究や就職、起業の選択肢として宇宙業界を身近に意識できる環境作りを推進していく方針です。また、北九州市と九州工業大学との連携企画として、2026年8月22日には中学生も対象とした「人工衛星開発ワークショップ」の開催が予定されています。

同校は「明るい未来を創造する開拓型エンジニアの育成」を教育理念に掲げており、今後も実験・実習を重視したカリキュラムを通じて、社会や産業界に貢献できる人材を育成していくとのことです。

宇宙アントレプレナー

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