株式会社カシムラは2026年7月22日、カメラ映像内の対象物を人工知能で判別してスマートフォンへ通知する「AIクラウドサービス」の提供を開始しました。近年、東北地方をはじめ全国各地で出没が相次ぐクマなどの野生動物対策として活用できるシステムとなっています。
現場に直接赴くことなく罠の稼働状態や周囲の安全を遠隔から確認できるため、地域住民の安全確保や巡回職員の負担軽減に貢献します。
カシムラ、クマをAI識別し即時通知するAIクラウドサービスと対応カメラ
クマを判別して即時通知するAIクラウドサービスの仕組み
AIクラウドサービスは、カメラが動体を検知した際の映像をクラウドサーバーへ送信し、人工知能が対象物を解析して通知するシステムです。米国のAWS(アマゾンウェブサービス)やOpenAIの技術基盤を活用して高精度な識別を行います。
- クマやサルなど最大3種類の対象物を任意指定して検知可能
- 検知時の録画データはクラウド上に過去7日間自動保存
- 国内企業のカシムラが自社でアプリおよびサーバーを運営・管理
上野動物園のツキノワグマを使用した検証実験では、単に個体を識別するだけでなく「座っている」「岩場にいる」といった詳細な行動状態まで正確に識別できたとのことです。
Ms.ガジェットWi-Fi対応の屋外用スマートカメラ「KJ-188」「KJ-200」
サービス対応モデルとして、屋外環境に対応した防塵防水カメラ「KJ-188」(ホワイト)および「KJ-200」(ブラック)が用意されています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 想定売価 | 7,980円(税込) |
| 動画解像度 | 2304×1296ピクセル(FHD+) |
| 可動域 | 水平310° / 垂直140° |
| 防塵防水性能 | IP65規格適合 |
| 夜間撮影 | カラー撮影(高輝度LED)/ 赤外線暗視(最大20m) |
| 本体重量 | 約235g |
※数値はメーカー公表値です。
左右310°、上下140°の広い首振り可動域を備えており、動体追跡機能によって動く対象物を自動で追いかけて撮影できます。また、マイクとスピーカーを内蔵しているため、スマートフォンからの操作で現地にアラーム音を鳴らして威嚇することも可能です。
Ms.ガジェットWi-Fi不要で設置できる4G eSIM対応「KJ-211」
Wi-Fi環境が整備されていない農地や山林向けには、4G/LTE通信機能を内蔵した「KJ-211」がラインナップされています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 想定売価 | 16,800円(税込) |
| 通信方式 | 4G / LTE(eSIM内蔵、マルチキャリア対応) |
| 動画解像度 | 1920×1080ピクセル(FHD) |
| 可動域 | 水平338° / 垂直90° |
| 防塵防水性能 | IP65規格適合 |
| 本体重量 | 約440g |
※ドコモ、au、ソフトバンクの4G電波が届かない場所では使用できません。
本体にeSIMが内蔵されており、設置場所の電波状況に応じてdocomo、au、SoftBankの中から最適なキャリアへ自動接続されます。電源を確保するだけで電波の届く屋外へ簡単に設置できます。
Ms.ガジェットクラウド利用料および4G通信の料金プラン
AIクラウドサービスおよび4G通信を利用するための月額・年額プランがそれぞれ提供されています。
- 30日プラン:498円(税込)
- 年間プラン:4,980円(税込)
| プラン名 | データ容量 | 30日間の料金 |
|---|---|---|
| お試しプラン | 1GB | 598円(税込) |
| 無制限プラン | 無制限 | 1,868円(税込) |
導入コストや維持費を抑えた料金体系となっており、自治体や個人農家でも手軽に導入しやすい構成となっています。
Ms.ガジェットカシムラ、クマをAI識別し即時通知するAIクラウドサービスと対応カメラ
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