世界初の8K 360度全景ドローン「Antigravity A1」が日本上陸
Insta360 Japan株式会社は、12月18日、世界初の8K 360度全景ドローン「Antigravity A1」を日本で正式に販売開始したと発表しました。同社は、ドローン愛好家とエンジニアのチームによって設立されたAntigravityの支援を受けています。
Antigravity CEO Michael Shabun（マイケル・シャブン）氏は、「A1は360度全景撮影の自由に“翼”を授ける存在です」とコメントしています。この製品は、従来のドローン撮影の概念を覆す、新しい空撮体験を提供することを目指しているとのことです。
没入型コントロールシステム
A1の最大の特徴は、Antigravity独自の没入型Visionゴーグルとグリップモーションコントローラー（グリップコントローラー）が付属している点です。これらのデバイスにより、これまでにない没入感のある飛行を実現できるとされています。
グリップモーションコントローラーは、手の動きを正確な飛行方向に変換する機能を持っています。一方、Visionゴーグルはパイロットの頭の動きをリアルタイムに反映し、360度全景を把握することを可能にします。これにより、従来のコントローラーや画面による制約から解放され、より直感的な操縦が可能になります。
Ms.ガジェット高画質撮影と多彩な演出
A1は、8K30fps、5.2K60fps、4K100fpsの360度全景撮影を可能にするデュアルレンズ1/1.28インチセンサーシステムを搭載しています。ジンバル調整やアングル調整の必要がなく、一度飛行するだけで広範囲の景色を捉えることができます。
撮影後には、視点を自由に選択して、シネマ風のパンや小惑星のような特殊効果、被写体追従などの多彩な演出を施すことができます。FlowState手ぶれ補正により、風の影響を受けにくい、滑らかで安定した映像も実現可能です。
Ms.ガジェットコンパクトで安全な設計
標準バッテリーを装着した場合のA1の重量はわずか249gと軽量です。また、EU C0クラスおよび世界各国の250g未満規制に適合しており、場所を選ばずに飛行させることが可能です。最大飛行時間は24分で、オプションの大容量バッテリーを使用すれば最大39分まで延長できます。
A1には格納式ランディングギアが搭載されており、離陸時に底部レンズを保護します。これにより、レンズに障害物が映り込む心配なく、クリアな映像を撮影することができます。
Ms.ガジェットスカイパスによる自律飛行と共有体験
A1には、新しいスカイパスシステムが搭載されており、飛行ルートを設計、保存、自動実行することが可能です。設定したルートをA1が自律飛行するため、操縦に集中する必要がなく、没入感のある飛行を楽しむことができます。
また、スカイパスは、クリエイターが正確で再現性の高い飛行ルートを実行し、異なる時間帯に同じルートを撮影することで、美しいトランジションや演出を作り出すことを可能にします。A1は、飛行体験を共有できるドローンへと進化しています。
Ms.ガジェットインテリジェントツールとメンテナンス性
A1は、スカイジーニー、ディープトラック、バーチャルコックピットなどの数々のインテリジェントツールを搭載しています。スカイジーニーは、通常プロの操縦者が習得に数年かかる操作を数秒で実現し、A1を誰でもプロレベルの映像を撮影できるドローンにしています。
さらに、A1はユーザーが交換可能なレンズとプロペラを採用しており、修理が容易です。また、Antigravity Careでは、手頃な交換サービスや飛行紛失補償を提供することで、安心して利用できる環境を整備しています。
Ms.ガジェットクリエイティブエコシステム
A1は、AntigravityアプリおよびAntigravity Studioデスクトップソフトウェアとシームレスに連携します。これらのソフトウェアは、高速転送、自動リフレーミング、カラー補正、自動編集ツールに対応しており、360度全景ワークフロー全体を統合的に管理できます。
ソフトウェアの自動ハイライト編集機能は、フライト中のベストショットを自動的に抽出し、簡単に魅力的な動画を作成することができます。これにより、クリエイターは編集作業の時間を短縮し、より創造的な活動に集中することができます。
Ms.ガジェット最後までお読みいただきありがとうございました！
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。