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背景と本実証の意義
デジタルデータの活用が社会全体に広がるなか、企業や組織の枠を越えたデータ連携の重要性が高まっています。異なる業界や分野のデータを組み合わせることで、新たな価値創出や社会課題解決につなげる動きが進んでおり、各組織がデータ主権を保持しながら安全にデータを連携できるデータスペースが注目されています。 一方で、データスペースには設計思想や想定する利用範囲が異なる多様な基盤が存在しています。社会全体のデータ活用を進めるためには、異なるデータスペース間での相互接続性の確保が不可欠となっています。実証の概要
本実証は、IIJが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構から受託している研究テーマで開発を進めるデータ流通プラットフォームと、欧州で普及するオープンソースソフトウェアをもとにNTTドコモビジネスが提供するデータスペースの間で実施されました。- データ提供者が利用制御条件を設定したデータを作成しIIJ側のデータストアに格納
- データ提供者側のデータストアからコネクタを介してNTTドコモビジネスのデータスペースへデータを流通
- データ受領者が設定された利用制御条件を反映したデータを受領
- 両社のデータスペースを横断するデータ流通プロセスにおける運用性および信頼性を評価
実証結果と今後の展開
本実証により、異なるアーキテクチャを持つデータスペース間を相互接続し、より広範な業界や分野間でデータ流通が実現できることや、データ主権を確保しながら共創型エコシステムへの転換が可能であることの成果を確認したとしています。 IIJは今回の成果を基に、安全かつ信頼性の高いデータ連携の実現を通じてコンサルティングやデータスペース接続サービスなどを整備・開発していく予定です。また、NTTドコモビジネスは、企業が安全にAIとデータを利活用できるサービスの実現に向けた技術開発や社会実装の取り組みを推進していくとのことです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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