表示灯株式会社は、2026年春に長野駅の善光寺口バスロータリー内および各のりばにおいて、バス運行案内を中心としたデジタルサイネージを新たに設置し、その運用に係る技術提供を行ったと発表しました。
これに先行して、2026年2月には同駅の新幹線改札口前へ大型デジタルサイネージが導入されており、新幹線からバスロータリー等への円滑な誘導を多角的に推進しています。
長野駅前が抱えていた案内の課題
長野駅は、長野市の中心部に位置し、地元住民の生活拠点を支えるとともに、周辺の主要観光地を結ぶ広域交通のハブ地点となっています。

日常利用から観光まで多様な目的を持った人々が行き交う同駅では、主な移動手段がバスとなるため、多岐にわたる行き先やのりば案内を紙の掲示物で対応してきました。
しかし、膨大な情報の中で重要な交通情報が埋もれてしまう課題が生じていたため、視認性と利便性を高める新たな情報配信の解決策として、デジタルサイネージの導入が決定したとのことです。
バスロータリーおよび各のりばにおける設置の工夫
今回バスロータリーや各のりばに導入されたデジタルサイネージは、単に画面へ情報を表示するだけではなく、2月に先行設置した新幹線口改札前の大型サイネージをはじめとする周辺設備と連携しています。
それぞれのサイネージが点ではなく線として機能することで、新幹線からのスムーズな導線確保から、地元住民の日常利用、訪日外国人や国内旅行者の移動まで、目的地へ迷わず向かえるシームレスなバス交通案内を実現しているとのことです。
- リアルタイム運行データの表示:GTFSデータと連携し、バスの遅延状況やステータスを表示しています。
- カラー連動による直感的な案内:実際のバスのりばのイメージカラーと、サイネージ画面上の路線案内色を統一しています。
※GTFS(General Transit Feed Specification)とは、バスや電車などの公共交通機関の時刻表と地理的情報を扱う国際的なデータ標準形式です。
サイネージ導入がもたらした成果と波及効果
本サイネージの導入により、長野駅を訪れる旅行者やバス利用者への利便性向上にとどまらず、観光案内所やバス事業者などの現場においても明確な業務改善と意識の変化が生まれているとしています。
| 対象・施設 | 導入による変化・効果 |
|---|---|
| 日常的なバス利用者 | 遅延状況や発車時刻が可視化され、待ち時間の見通しが向上 |
| 観光客・インバウンド客 | 案内表示の視認性や多言語対応の向上により、移動時の迷いを解消 |
| 長野市観光情報センター | 出口や移動方法に関する一次的な問い合わせが減少し、業務負担を軽減 |
| バス事業者 | 紙の時刻表の張り替え作業が大幅に削減され、業務効率化に寄与 |
長野市交通政策局・観光振興課によると、今後は2027年4月に控える善光寺御開帳などの大型イベント時に、現地での案内誘導とサイネージ表示を連動させ、市内観光の周遊促進を図る予定とのことです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

