freee株式会社は、AIが従業員の離職予兆を可視化する人材定着支援サービス「freeeサーベイ」において、新機能となる「部門制御機能」の提供を開始しました。組織全体での迅速かつ実効性の高い離職防止アプローチを後押しする機能となっています。
freee freeeサーベイ
部門制御機能により現場主導の離職防止を実現
今回追加された「部門制御機能」は、特定の部門ごとにサーベイ結果の閲覧権限を設定できる機能です。従来は管理者権限を持つユーザーのみに閲覧が限られていましたが、本機能により営業部長に営業部のみの結果閲覧権限を付与するといった柔軟な設定が可能となりました。
人事部門だけでなく各部門長が自部署のコンディションをタイムリーに把握できるようになることで、現場主導での迅速な離職防止策や改善施策の推進が期待されています。
Ms.ガジェットfreeeサーベイの主要機能と特徴
freeeサーベイは、従業員の見えないSOSを早期に検知するクラウドサービスです。主な機能や仕様は以下の通りとなっています。
| 項目 | 仕様・詳細 |
|---|---|
| アンケート頻度・時間 | 月1回・約2分(厳選された10問) |
| 分析方法 | 過去スコア差や全社平均との乖離をAIが分析 |
| リスク判定 | 従業員ごとの離職リスクを4段階で評価 |
| フォロー支援 | AIによる「面談アジェンダ」の自動作成機能 |
| 共同開発 | 法政大学キャリアデザイン学部・田中研之輔教授 |
10個の設問への回答からスコアの変化や全社平均との差違をAIが分析し、4段階で離職リスクを判定します。さらにAIが個別面談のアジェンダを自動生成するため、人事専任者がいない中小企業でも適切なフォローアップを実施できる構成となっています。
Ms.ガジェット夏休み明けに懸念される離職リスクと早期検知の重要性
夏季休暇明けは、環境変化や心理的プレッシャーから「お盆明けうつ」と呼ばれる不調が生じやすく、企業にとって休職や退職のリスクが高まる時期とされています。調査データによると、夏休み明けのタイミングで退職や転職を考えた経験がある会社員は38.4%にのぼると報告されています。
- 周囲に相談できず孤独感を深めやすい傾向
- 企業側が不調に気づけず突然の休職・離職につながる懸念
- 自発的な相談に頼らない早期検知の仕組みが必要不可欠
freeeサーベイでは、こうした「見えないSOS」を定期的なアンケートとAI分析によって可視化し、組織的なサポートにつなげる解決策として提案されています。
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