ファイルフォース株式会社は、第一貨物株式会社が企業向けクラウドストレージ「Fileforce」を導入し、本格運用を開始したことを発表しました。
目次
導入の背景と課題
第一貨物株式会社では、社外との大容量ファイルのやり取りにおいてメール添付の対応に限界があり、部門ごとに異なる方法でファイル授受を行う場面がありました。

また、導入前はNAS4台を運用し、事業所・部署ごとにフォルダを分けて権限管理を行っていましたが、利用範囲が広がるにつれてユーザー作成や権限付与などを都度行う必要があり、管理の複雑化が課題となっていました。
さらに、ファイルの削除や移動が発生した際、操作履歴の確認や復元可否の確認に時間がかかるケースもあり、より見通しよく管理できるファイル共有基盤が求められていました。
Ms.ガジェットNAS4台による分散管理からクラウドへの移行というのは、大規模な組織では非常に大きなプロジェクトですね。
Fileforce選定の決め手
同社では企業向けクラウドストレージを複数比較し、自社の運用に合う製品を検討しました。選定にあたっては以下の点が評価されています。
- 導入実績、統制機能、ランサムウェア対策、操作性、検索性、コストの6項目における総合的な評価
- エクスプローラーに近い操作感による現場への展開のしやすさ
- ランサムウェア対策に資する標準機能の備え
- 容量課金・ユーザー数無制限の料金体系
導入時には、オンプレミス側にあった約10TBのデータから不要ファイルを削除し、約6.5TBを移行対象として整理したとのことです。データ転送ツールを用いて、業務影響を抑えながら段階的な移行を進めています。
Ms.ガジェット普段のファイル操作に近い感覚で利用できる点は、現場の負担軽減につながりそうです。
導入後の効果と運用状況
導入後は従来NAS4台で分散していたファイル運用を一元的に管理しやすくなり、管理者の日常業務の負担軽減につながっています。主な効果は以下の通りです。
- 権限付与作業がWeb上で完結し、依頼から5分以内で対応できる場面が増加
- セキュリティセンターのログにより、削除・移動時の操作履歴を把握しやすく改善
- 共有リンクの活用により、大容量ファイルをメール添付せずに受け渡し可能に
- IntelliSearch(TM) Proの全文検索による情報活用の効率向上
営業部門ではメール添付では難しかった大容量データのやり取りがしやすくなり、顧客対応の円滑化にもつながっているとのことです。
Ms.ガジェット権限付与の作業がWeb上で短時間で完了するのは、管理者にとって実用的なメリットですね。
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