エリクソン・ジャパン株式会社は2026年7月31日、株式会社NTTドコモの5Gを含むネットワーク向けに、最新世代の大容量RAN(無線アクセスネットワーク)コンピュートプラットフォームを提供すると発表しました。大容量モデルであるRAN Processor 6672の導入は日本初となっています。
最新のエリクソンシリコンを搭載したRANプラットフォームの概要
本プラットフォームは最新のエリクソンシリコンを採用し、4Gや5Gに加え、5G AdvancedやAI、機械学習のRANでの処理に最適化されています。これにより、長期的なソフトウェア進化を支える、AIネイティブかつプログラマブルなネットワーク構築が可能になるとのことです。ドコモのネットワーク品質をさらに強化するため、2026年7月に商用導入が開始されました。
ドコモの執行役員および無線アクセスデザイン部長である増田昌史氏は、増大するトラフィック需要に対応しつつ通信品質を維持・向上させるため、ネットワーク処理能力の高度化を推進していると説明しています。また、エリクソンとのパートナーシップを深め、将来のAI活用も見据えた柔軟なネットワーク基盤を構築するとしています。
Ms.ガジェット小型・高容量化と消費電力の削減を実現
本プラットフォームは、従来モデルと比較して収容局数を最大2倍としながら、消費電力を半分未満に抑えていると発表されています。これにより、RANコンピュート製品を集約して設置する集中型無線アクセスネットワーク(Centralized RAN、C-RAN)の展開において、サイト運用の効率化とコスト低減を実現するとのことです。
エリクソンの取締役およびNTT事業本部長である佐藤有紀子は、市場で最も先進的で効率的なRANコンピュート技術を提供できることを光栄に思うと述べています。さらに、本プラットフォームがドコモのネットワークトラフィックのニーズに対応するだけでなく、環境面の持続可能性を高め、運用コスト削減にも貢献するとしています。
Ms.ガジェット次世代ネットワークアーキテクチャの共同開発へ
エリクソンは2025年12月に、ドコモの5Gネットワーク向けに4.5GHz帯Massive MIMO無線機であるAIR 3255の商用展開を開始しました。今回のプラットフォームの商用導入は、ドコモのネットワーク品質向上への支援をさらに加速させる位置づけとなっています。
今後は、AIによって生み出されるトラフィック増を想定した、次世代ネットワークアーキテクチャの共同開発に取り組んでいく予定とのことです。両社による今後の取り組みについても注目されています。
Ms.ガジェット最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

