エレコム、新たなデータストレージソリューションを発表
エレコム株式会社とエレコムグループのgroxiは、ネットワークに接続してデータを保存・共有できるQNAP NAS(キューナップ ナス)と、groxi社提供のクラウドストレージを組み合わせた次世代型「データストレージソリューション」を共同開発しました。

このソリューションは、1月上旬より販売を開始する予定です。
企業を取り巻く情報セキュリティの現状
近年、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)やテレワークの普及に伴い、デジタルデータの量は増加の一途をたどっています。同時に、情報セキュリティの脅威も高まっており、特にランサムウェア攻撃による被害が深刻化しています。

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の調査によると、日本企業における情報セキュリティの脅威として、10年連続で「ランサム攻撃による被害」が1位となっています。企業は、ランサムウェア対策への危機感を強めています。
次世代型「データストレージソリューション」の特長
今回のソリューションは、セキュリティと運用面の両立を図った設計となっています。QNAP NASは、ネットワーク防御の強化やデータ保護対策において独自に構築したシステムを採用しています。

また、設定や管理が容易であるため、初めて導入するユーザーでも安心して利用できます。クラウドストレージでは、保存データを書き換え不可な形式にすることで、バックアップデータのセキュリティをさらに高めることが可能です。
さらに、クラウドストレージによるデータ保管は、BCP(事業継続計画)対策としても有効です。オンプレミスNASとクラウドストレージを組み合わせることで、コストメリットも期待できます。データ保存領域の追加が容易なため、QNAP NASの必要スペックを抑えられ、結果としてコストダウンにつながります。
ワンストップサポートと基本構成
エレコムグループは、初期設定やメンテナンス作業に不安を抱える顧客に対し、製品の選定からクラウド利用環境の構築・連携まで、ワンストップでサポートを提供します。

基本構成としては、バックアップ環境がない顧客向けに、QNAP NASとクラウドストレージによるセキュアなバックアップ環境を提供するものが挙げられます。すでにバックアップ環境をお持ちの顧客に対しても、最適な製品構成を提案します。
QNAP NASについて
QNAP NASは、台湾のストレージメーカーであるQNAPが提供する、ネットワーク接続ストレージ(NAS)シリーズです。クライアントPCのデータをネットワーク経由で保存できるファイルストレージであり、わかりやすい操作画面と豊富な専用アプリケーションが特徴です。
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