播州電装インドネシアのインド合弁会社が新工場を設立
東京貿易グループの一社である播州電装インドネシア（PT. Banshu Electric Indonesia）は、インド合弁会社Elcon Banshu Wiring System Pvt.Ltd（EBWS）が、インド・ノイダに新設した工場でトライアル生産を開始したことを発表しました。
EBWSはこれまで、ビワディ工場でワイヤーハーネス（自動車や家電製品などの配線に使われる部品のこと）を生産してきました。しかし、受注量の拡大に伴い、新たな生産拠点としてノイダ工場を開設したとのことです。
ノイダ工場の規模と生産能力
広大な敷地面積
ノイダ工場は、敷地面積約10,700平方メートルを有しています。これは、既存のビワディ工場（約6,000平方メートル）を大きく上回る規模です。これにより、生産能力の増強を図り、需要の増加に対応できる体制を整えるとしています。
生産ラインの導入が進められており、本格的な稼働に向けて準備が進められている状況です。
Ms.ガジェット新工場での安全と持続性を祈念
古代インドの儀式「ホーマ」
2025年12月9日には、新工場での安全と持続可能性を祈念する、古代インド起源の儀式「ホーマ」が執り行われました。この儀式を通じて、新工場と地域社会との良好な関係を築き、共に発展していく意思が示されたとのことです。
「ホーマ」は、火を供え、神々への祈りを捧げる伝統的な儀式であり、インド文化において重要な意味を持っています。
Ms.ガジェット今後の展望
グローバルな製造業への貢献
播州電装インドネシアとEBWSは、今後も高品質なワイヤーハーネスの提供を通じて、グローバルな製造業の発展に貢献していくとしています。両社は、それぞれの専門性を活かし、顧客のニーズに応える製品を提供することを目指しています。
東京貿易グループは、エネルギーインフラ、スマートマニュファクチャリング、イメージソリューション、マテリアルサプライの４つのセグメントに注力し、事業を展開しています。
Ms.ガジェット東京貿易グループについて
78年の歴史
東京貿易グループは、1947年の創業から78周年を迎えた独立系の企業グループです。持ち株会社である東京貿易ホールディングス株式会社と、国内外の16事業会社、合計17社で構成されています。
グループ全体として、変革を恐れず、自由闊達な文化の下でイノベーションを起こし、ステークホルダーの皆様が安全・安心な生活、経済、社会活動を送ることができる、より良い社会の実現と持続に貢献することを目指しているとのことです。
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